星野リゾートトマムのホテル「ザ・タワー」と「リゾナーレ」、どちらに宿泊するか迷っていませんか?
この記事はホテル選びの参考になるよう両ホテルの違いをまとめています。
とくに「ザ・タワー」については実際に宿泊したため、できるだけ詳しく書いているのでトマム宿泊選びの参考にしてくださいね!
Contents
「ザ・タワー」の評価は悪いけど本当?
「ザ・タワー」の口コミはけっこう悪く書かれていますが、3泊した私が感じたデメリットをまずご紹介します。
部屋が古い
まずタワーの部屋が「古い」と言うこと。
7年前も「古い」と思いましたが、今回はそれ以上に思えました。
もともとあったホテルを利用しているためドアの開閉の音がしたり、鍵がカード式でなかったりします。
トイレを流す音もかなりするため、夜中に誰かがお手洗いに行ったら目が覚めるレベルでした。
水道の蛇口もかなりキツクしめないと水滴が落ちるという、今時のビジネスホテルより悪い。
ただロビーやラウンジなどの共有スペースはキレイにリノベーションされているため、部屋ほど古さは感じませんでした。
部屋の詳しい様子は星野リゾートトマム ザ・タワー宿泊記!4人部屋スタンダードフォース完全レポートを読んでみてくださいね。
エレベーター待ちがある
エレベーターが3基しかないため、時間帯によっては待ち時間があることがあります。
ずっと待ち続けるのはシンドイので、私たちは混雑時にはフリードリンクのあるラウンジなどで時間をつぶし、空いてからエレベーターを利用しました。
大浴場が遠くて露天風呂のみ
お風呂好きの私が一番つらかったのが大浴場が遠いこと。
バスにのってミナミナビーチまで行かなくてはいけません。
バスの乗車は5分ほどですが、それでも一度外に出ないと行けないのはツライ。
しかも内風呂がなく露天風呂のみ。
天候の悪い日は入れないお風呂です。
お風呂の脱衣所にはトイレすらなく、プールのトイレを利用するようになっていました。
マナーの悪い客がいる
7年前に宿泊したときは思いませんでしたが、今回マナーの悪いお客さんがたくさんいました。
海外のお客さんでトイレで手を洗わなかったり、無料のアイスを入れているボックスを開けっぱなしにしている人を何人か見ました。
ただ宿泊している人は少なかったように感じたので、日帰りツアーなどで来ているのかも知れません。
大きな宿泊施設になるので、色んなお客さんがいるのは仕方がないのかも知れませんね。
「ザ・タワー」の良いところは?
タワーの悪い点をあげましたが、もちろん良い点もあります。
中心部にあるためアクセスが良い
食事のレストランやアクティビティー受付の「GAOアウトドアセンター」などへのアクセスが良い点がまず第一。
人気のレストラン「hal」や「MIKAKU」へも徒歩で行くことができます。
私たちは3泊4日で全てホテル内で食事しましたが、1度もバスを使いませんでした。
また、ファーム体験やカートなど多くのアクティビティーはアウトドアセンター裏手の芝生エリアで行われるため、気軽にトマム内で遊ぶことができますよ。
お土産売り場が広い
リゾナーレより広いお土産売り場があります。
お値段は高めのオリジナル商品が多いですが、センスのよいものがたくさんありました。
ほかにも北海道産らしいお土産物が売られており、選択肢が多いのが嬉しかったです。
私たちはお土産のほとんどを新千歳空港で買うつもりだったので少ししか買いませんでしたが、帰りの空港の土産物売り場は激混みで大変だったので、少量でもココで買っておいてよかったです。
アイスキャンディーやフリードリンクなどがある
「ザ・タワー」ではフリードリンクのあるラウンジがあり、そこで紅茶やお茶、スパークリングワインを楽しむことができます。
フリードリンクはリゾナーレと同じでしたがラムネ(14時から18時提供)や24時間無料のアイスキャンディーはタワーのウエルカムコート前にしかありません。
もちろんリゾナーレ宿泊者も食べたり飲んだりできますが、タワーまで来ないといけないのがネック。
わが家はタワーに宿泊していたので、子ども達は1日5本くらいアイスを食べてました。
食べすぎやね💦
「ザ・タワー1」と「ザ・タワー2」の違いって?
基本的に「タワー1」と「タワー2」に違いはありません。
「タワー1」はスタンダードルーム、「タワー2」はファミリールームや愛犬ルーム、鮭ルームなどの部屋があるといった感じです。
ただ「タワー2」にはコインランドリーやGAO託児所、スパがあります。(コインランドリーは洗濯30分300円洗剤込、乾燥30分200円)
タワー1と2は館内でつながっていて移動もすぐ。
実際「タワー1」に宿泊していた私はなんども「タワー2」のコインランドリーを利用しましたが不便には感じませんでした。
「リゾナーレ」のよいところって何?
リゾナーレは落ち着いた雰囲気のホテルです。
全室スイートルームの豪華なお部屋
なんといっても広さが自慢。
全室100㎡以上のスイートルームで全室に展望ジェットバス・サウナがついています。
トマムの大浴場はわざわざバスに乗って行くしかなく、しかも露天風呂のみ。
リゾナーレの自室で好きなタイミングで広いお風呂に入れるのは最高だと思います。
またアメニティーも化粧水や洗顔料などがあります。(タワーはなし)
ホテル館内にレストランがある
ホテルは敷地内の一番東側にあるため、レストランへのアクセスが少し悪いです。
そのため、館内にイタリアンの「OTTO SETTE TOMAMU」、鉄板焼きの「GRILLED・AGI」、海鮮・和牛の「SORA-天空-」の3つのレストランがありました。
いちいち移動して食事にでかけるのが面倒なら、同じ館内にあるレストランはとても便利ですよね。
他の近場のレストランとしては、ビュッフェレストラン「ニニヌプリ」(徒歩5分弱)や、
複合レストランのホタルストリートがありますよ。(タワーとリゾナーレのちょうど間くらいの場所)
カフェラウンジには本もある
タワーと同様に宿泊者専用のカフェラウンジもあります。(置かれていたドリンクはタワーと同じだったと思います)
ジュースやコーヒー、紅茶などがありましたが、こちらはタワーと違って持ちだしできるようカップの蓋もありました。
大きな違いは少ないながらも本が置かれていたこと。
ライブラリーとして利用できるカフェで、本好きなわが家は「このラウンジが使えたらなぁ」とうらやましかったです。
雲海テラスへのゴンドラ優先乗車
雲海ゴンドラ乗り場への始発バス「雲海テラスファーストバス」に乗車すると、優先的に雲海ゴンドラへ乗車することができます。
ゴンドラ乗り場はとても混雑するため、このゴンドラへの優先乗車は大きい。
ゴンドラ乗り場で1時間以上待つのはザラなので、絶対に雲海を見たい人にとってはこの特典は大きいと思いますよ。
「リゾナーレ」の悪いところはある?
とても素敵なホテルですがマイナス点もあります。
アクセスが悪い
アクティビティー参加の「GAOアウトドアセンター」までは歩くと20分ほど。(ホタルストリートに向かう外の道を通ると早いです)
敷地内の一番東側にあるため、バスを利用して移動することが多くなります。
バスは時間が決まっているため、思ったタイミングで乗れないことも。
そう考えるとバスに乗って移動しなくてはいけないリゾナーレはちょっと面倒かも知れません。
料金が高い
1フロアに4部屋しかないため、宿泊料がタワーの倍ほどします。
「倍の値段を払ってでもリゾナーレに泊まりたいか」と聞かれると値段がはねあがる繁忙期などは考えてしまうかも知れません。
ただ宿泊する日によっては繁忙期のタワー宿泊料より安く泊まれます。
気になったらぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ゆうゆう的まとめ
わが家はタワーに宿泊しました。
夏休みに大阪から飛行機を使って3泊することを考えると、リゾナーレ宿泊は予算オーバー。
そのかわりに食事やアクティビティーを楽しみました。
「ホテルは寝るだけでアクティビティーを楽しむ」と考えるならタワーを、「ホテルライフも楽しみたい」というならリゾナーレを選ぶといいと思います。
トマムでの滞在が、楽しいものになりますように!
ゆうゆうでした。