小学4年生の保健体育できく生理の話。
私も時々小4の娘に話しているんですが、どうも具体的なイメージがつきにくいよう。
「どうやって始まるのか」
「痛いのか」
「血が流れる感じがわかるのか」
娘の疑問は果てしない。(笑)
そんな彼女の疑問と心配にこたえてくれた本が『生理だいじょうぶブック』。
産婦人科の先生が書いた本で娘の知りたかったこと、親が知っておいて欲しいことが具体的にのっています。
今日は、初潮をむかえる女の子におすすめの本『生理だいじょうぶブック』をご紹介しますね!
『生理だいじょうぶブック』
テレビにもよく出ている宋美玄(そんみひょん)先生の本で、漫画になっていてとても読みやすいです。
物語は主人公のチカちゃん(小6)が学校でとつぜん生理になったところから始まります。(学校でとつぜんなったら焦るよね?:笑)
宋先生が学校の保健室の先生のような感じでチカちゃんやお友だちに、生理について色いろ教えてくれるんですよ。
具体的に知りたい疑問を教えてくれる
とにかく具体的です。
「生理になった年齢のアンケート」や「日にちによる血の量の違い」、「ナプキンのつけ方や外出先での捨て方」など、知りたいことが詳しくのっています。
また「寝返りでもれてしまったとき」や「下着が汚れたとき」、「ナプキンの持ち運び」などの対処法も。
私も「生理は早ければ4年生くらいからなって中学生1、2年生くらいまでになるんだよ」とか、「ナプキンは可愛いポーチに入れて持っていけばいいんだよ」などは話していましたが、経血がもれたときの対処や外出先の捨て方など具体的な話はしていませんでした。
その時になって聞かれたら話したらいいかな、と思っていたんです。
でも「こういうときには具体的にこうすればいい」と事前にわかっていると、かなり安心ですよね。
ほかにも生理前のPMSについてや鎮痛剤、ピルの話もわかりやすく書かれており、初潮をむかえる女の子が知りたいことや、知っておいて欲しいことが書かれています。
ただ先生は子宮頸がんのワクチン(HPV)を受けることを推奨しているので、そのあたりは親の判断も必要だと思います。
また、本の中ではデリケートな「おまたの洗い方」まで教えてくれていてビックリ!
こういうのって「なんとなく」しか教えてないので助かりました。(汗)
とにかく具体的に「この場合はこうしたらいいんだよ」とわかりやすく書かれているのが最大の魅力です。
「思春期の心と体の変化」の話もある
生理の話にひきつづき、少しですが思春期の心と体の変化のお話ものっています。
たとえば「初めてのブラジャー選び」や「脱毛」などの話。
とくに娘はこのところブラジャーに興味津々で、私のものを試着しようとします。(笑)
ブラ選びやサイズの測り方などがのっていて、娘の夢がふくらむよう。(なぜそんなにブラをしたい?:笑)
「脱毛」に関しては娘に以前聞かれたことがあり、私自身、脇や脚をレーザー脱毛している話をしたんですが、その時は
という反応でした。
でもこの本を読んだら少し考えがかわったよう。まぁ「脱毛」は今どっちでもいいんですけどね。(笑)
でも「大きくなると毛がたくさん生えてきて、なんだか恥ずかしいなぁと思うときがやってくる」と、なんとなくわかったようです。
ゆうゆう的まとめ
まだまだ小さく、子どもらしい娘。
「生理」については学校だけでなく、私自身もザッとは教えたり、質問されたらこたえるようにはしてきましたが、具体的なことは「その時になってから」というスタンスできていました。
『生理だいじょうぶブック』では生理にまつわる話や具体的な対処法、困ったことや病気についてわかりやすく書かれており、これから初潮をむかえる子どもが読むにはとてもいい本です。
「備えあれば患いなし」
女の子の生理のガイドブックとしておすすめです!
ゆうゆうでした。