文字の多い本は苦手だった娘が、少しずつ絵の少ない本を読めるようになってきました。
その中でも「小さな字でも読める!」と娘が自信をつけたのが『動物と話せる少女リリアーネ』。
話がとっても面白いので字の小ささもなんのその。楽しく読んでいます。
とくに動物が好きだったわけでもないのにドハマりしたのはなぜ?
小さな字を読むきっかけ本づくりにおすすめの『リリアーネ』、今日は魅力をご紹介しますね!
Contents
10秒で説明『動物と話せる少女リリアーネ』シリーズ
対象年齢
対象学年 | 低学年・中学年と2シリーズ | ||
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出てくる字 | 全て | ||
1ページの文字数 | 400字前後 |
低学年シリーズにはすべてふりがながふられていて絵も多いです。
中学年シリーズにも大体ふりがながついており、3、4ページごとに挿絵が入っていますよ。
『リリアーネ』シリーズの魅力って?
累計200万部ものすごい人気シリーズ『リリアーネ』。
その魅力にせまってみます!
シリーズが4つあって入り口が広い
リリアーネには、なんとシリーズが4つもあります。
年齢によって本がえらべるので、広い年代で楽しめるんですよ。
- はじめてのものたがり:低学年
- プチストーリーズ:中学年
- 本編:中学年
- 短編集:中学年
小さな低学年の子どもでも手にとれる「はじめてのものがたり」は字も大きく、イラストもいっぱい!
小さな字の本編への移行がとてもしやすくなっています。
プチストーリーズや短編集は、短いお話がいくつも入っているので読みやすいです。
話が抜群におもしろい
大人の私が読んでもおもしろい内容になっています。
主人公のリリアーネの成長や友情がえがかれており、読んでいるうちに勇気がもらえます。
イジメられたり、思ったことを言えなかったり。
1巻では友だちがいなかったリリアーネに新しい友人や才能を認める大人たちが出てきて、リリアーネの生活が大きくかわりました。
巻によっては同性愛(ペンギン)や、環境問題などさまざまなテーマがあり、自然と社会問題に興味がわくようになっています。
そもそも動物と話せるなんて、うらやましい~!
イラストが可愛く手に取りたくなる
とにかく絵が可愛い!
リリアーネは美人だし、イザヤはカッコいいし、それだけで嬉しくなっちゃう。
親しみやすい漫画のようなイラストは字が比較的小さいにもかかわらず、子どもでも手に取りやすいようになっています。
少女むけファッション雑誌「キラピチ」に漫画が連載されているほどの人気ぶりです。
たまに付録がある
全巻ではありませんが、付録として巻頭にシールがついている本があります。
- プチストーリーズ三びきのアライグマ リスは大いそがし!
- 動物と話せる少女リリアーネ(10)小さなフクロウと森を守れ!
- 動物と話せる少女リリアーネ スペシャル2ボンサイの大冒険!
- 動物と話せる少女リリアーネ物語の花束く
また、13巻目にあたる『アザラシの赤ちゃんが行方不明! 』では初回限定のクラフトがついていますよ。(コレが可愛いのfa-heart)
ちょっとしたモノですが付録がついてると嬉しくなっちゃいますよね~。
ドイツの学校事情がわかる
親の私が感じたことですが、ドイツの小学校の様子がわかっておもしろいです。
例えば「朝食休み」。
ドイツの小学校では朝10時ごろに小さなお弁当(ヨーグルトやリンゴなど)を食べるんですって!
と思ったんですが、お昼ごろにまた食事の時間があります。学校によっては給食だったり、お弁当だったり、家に帰ったりして食べるそう。
いろいろなんですね~。
『リリアーネ』の著者について
著者はタニヤ・シュテーブナーさんです。
ドイツ語から日本語への翻訳は中村智子さんです。
中村さんのブログはこちらから見れますよ!
ゆうゆう的まとめ
『リリアーネシリーズ』、とっても面白いです。
読み切りなのでどの巻から読んでも楽しめますが、順番に読んでいくと登場人物の関係性などがよくわかるのより楽しめますよ!
私も実家でネコを飼っていましたが、ネコが何をしゃべってるのわかっていました。(多分:笑)
リリみたいにお話できなくても、動物と心をかよわせる瞬間ってあるよねぇ、と思いながら私も読みました。
動物好きなお子さんならもちろん、私の娘みたいに特別動物が好きじゃなくても楽しめるお話です。
まだ読んだことがなければ、ぜひとも手に取ってみてくださいね~。
ゆうゆうでした。