大阪犬鳴山へ子供たちと七宝瀧寺めがけてハイキングへ行きました。
山道は歩きやすく整備されており、小学生の子供たちでも1時間ほどかけて楽しく歩くことができました。
滝修行もできるパワースポットとして人気が高い山ですが、夏は川遊びのファミリーでいっぱいになるんですよ。
今日は、子供たちと歩いたハイキングコースや七宝瀧寺の様子などご紹介したいと思います。
それでは、犬鳴山ハイキング、いってみましょう!
Contents
犬鳴山とは?
大阪府泉佐野市にある燈明ヶ岳(とうみょうがたけ)や犬鳴川渓谷などの山域を「犬鳴山」(いぬなきさん)と呼んでいます。
犬鳴川に沿って歩く道には大小48もの滝があり、夏には蛍がみれるんですよ。
西暦661年に開山された歴史深い山で、山中にある七宝瀧寺の「行者の滝」は一般の人でも滝に打たれる修行ができます。(要予約)
「犬鳴山」の名前の由来
大蛇に襲われそうになった主人を犬が助けたことから「犬鳴山」と言う名前がつきました。
はねた首は宙を飛び、猟師に襲い掛かろうとしていた大蛇にかみつき命拾いしました。
主人を守るために犬が鳴いていたことに気づいた猟師は後悔し、七宝瀧寺の僧となって愛犬を供養したと言われています。
ハイキング中に犬を連れた人を何人かみました。愛犬家に人気の山なのかも知れませんね。(七宝瀧寺には犬は入れません)
犬鳴山の駐車場
スタート地点になる「犬鳴山バス停」周辺と、七宝瀧寺近くに駐車場があります。
有料駐車場は1日停めて500円。安いです。
犬鳴温泉センター前の犬鳴大橋駐車場や犬鳴山WOODS周辺などに駐車場があります。
七宝瀧寺本堂下にある駐車場は50台停めれますが、駐車場までの道が狭いことで有名なので気を付けてくださいね。
七宝瀧寺までのハイキングコースの詳細情報
「犬鳴山バス停」からのハイキングコースです。
温泉街をぬけ、渓流にそって山道を歩いていきます。行きはずっと登りですが、ものすごく急ということもなく子連れでも楽しめます。
ただ最初のほうは岩が多いので少し歩きにくかったり、柵がかなり大雑把な作りなので小さな子供を連れて歩くときは注意してください。
あと、毒蛇もいるので夏場などはとくに気を付けてくださいね。
- 「行者の滝」まで:往路40分・復路30分
- 我が家の場合:往路1時間10分・復路35分
- トイレ:3か所
- お寺住所:大阪府泉佐野市大木8
お寺電話: 072-459-7101
私たちは途中で写真を撮ったり休憩したりしたので行きは1時間10分かかりました。
帰りは下り坂で写真撮影もなかったのでアッという間。ビックリするくらい早く戻れました。
「犬鳴山バス停」からスタート
「不動口館」に泊まったので、目の前にある「犬鳴山バス停」からスタート!
写真の左の細い側道がハイキングルートです。(駐車場はこの先にあり)
しばらく歩くと犬鳴山の入り口に。
薄暗い雰囲気に、娘の腰がひけてました。
バス停から七宝瀧寺のちょうど中間にある山門までは、足場も岩で少し歩きにくいです。
こ~んな大きな岩が川沿いにはたくさんありました。
昼間なのに木々に囲まれて薄暗く、まわりは岩や石だらけ。そのうえ人がほとんどいなかったので娘が怖がり、
と何度も言われましたが「行者の滝まで頑張ろう!」となんとか説得。
ゴールを決めるとやる気がでてきたようで、張り切って歩き出しました。(よかった)
山門を過ぎたあたりから人の姿もチラホラ見られ、道も歩きやすくなったことも大きいと思います。
「両界の滝」です。
犬鳴山の中でも古来から行者が修行に取り組んでいる屈指の聖域とのこと。
山門の「瑞龍門」まで来ると人の姿も多くなりました。
娘の調子もあがってきてホッ。
「さざれ石」です。
小さな石が長い年月をかけて1つの巌(いわお)となったもので、中心より強い霊気霊波が出ているんだとか。
息子よ、霊気を受け取ったかい?
犬鳴山の名前にもなった犬のお墓「義犬の墓」です。
少し高い場所にあるので犬の顔をちゃんと見るコトはかないませんでしたが辺りは綺麗に掃除されており、大切にされていると感じました。
七宝瀧寺のすぐそばにある「身代不動明王」。
広場にあるんですが、わかります?このサイズ感。
デカい!
息子がメチャクチャ喜んでました。(笑)
迫力があってカッコいいですよ~。
七宝瀧寺「行者の滝」
犬鳴山でもっとも有名な滝「行者の滝」は七宝瀧寺の境内にあります。
川がずっと流れている山なので龍神様もいました。
お寺の入り口です。
入るのは無料ですが行者の滝を見るには50円必要です。もし小銭がなかったら社務所で両替してもらえますよ。
本当に滝修行ができる「行者の滝」です。
滝のある崖には鎖が吊されており、修行の厳しさを感じました。
滝のすぐそばに「行者のくぐり岩」があり、行者の下をくぐることができます。
なんでも行者像の胎内には心経が納められており、地下の穴には霊場の砂が入っているそうで、くぐるとけがれや不浄がなくなるんだそう。
息子もくぐりました〜。
本堂の社務所には泉佐野市のイメージキャラクターのイヌナキンのお守りがあったり、
アマビエおみくじや、
「幸福おみくじ」に「天然石おみくじ」などあり、バラエティーに富んでいて楽しい!
私たちもひいてみました。
キラキラが大好きな娘は「天然石おみくじ」を引いたのですが、茶色い虎目(とらめ)石がでてきてテンションだだ下がり。(笑)
しょげ返る娘の姿を見た夫も「天然石おみくじ」を引きましたが同じ虎目石がでてきて綺麗な石と交換できませんでした。
虎目石は金運の石で縁起いいんですけどね。
一方、息子と私は「幸福おみくじ」を引き、息子は「当たり矢」私は「亀」がでてきました。
しかも私は大吉!
おみくじで一番盛り上がっていたのは、なにをかくそう私です。(笑)
犬鳴山ハイキングコース周辺のランチとカフェ
犬鳴山バス停からハイキングコース入り口までにカフェが2か所あります。
カフェテラス空
外観はとても年季のはいったカフェです。
お洒落とはいいがたいですが、犬鳴ポークや地鶏が食べれますよ。
また、ペットも一緒に入ることができます。
気になったら食べログにものっているのでチェックしてみてください。
犬鳴山WOODS
犬鳴山の有料駐車場すぐそばにあるカフェです。
野外カフェになり、こちらもお洒落と言った感じは全くないですが、周りは河と山なので雰囲気抜群です。
石焼き芋もありました。
- カレー:500円
- 牛丼:550円
- フランクフルト:250円
- アイスクリーム:300円
- コーヒー:350円
- ビール:400円
- 生姜湯:200円
旅館のランチ
犬鳴山の旅館でお風呂とランチがセットになった「日帰りプラン」があります。
事前に予約が必要なので、犬鳴山でランチを考えてるならチェックしてみてくださいね。
ゆうゆう的まとめ
緑の中、清らかな川の流れを見ながら歩いて清々しい気持ちになりました。
川遊びのシーズンは多くの人が遊びにくる犬鳴山ですが、それ以外の季節は静かで神秘的な雰囲気を味わうことができます。
パワースポットと呼ばれるのがふさわしい、力をいただける犬鳴山。
子供でも一緒に歩けるハイキングコースなので、ぜひとも遊びに行ってみてくださいね。
ゆうゆうでした。