ハロウィン気分を盛り上げるためにハロウィンの本を借りて来ました。
その名も『ハロウィンナー』。
何ともダジャレの効いたタイトル(笑)
それもそのハズ。
ハロウィンナーは、今年2017年にアメリカでアニメ映画化された『パンツマン』と同じ作者だったんです。
それでは今日は、『ハロウィンナー』のご紹介、いってみましょう!
対象年齢
幼児~
【出てくる文字】
全て平仮名/カタカナ(3,4単語)
【1ページの文字数】
100文字前後
出てくる字は全てひらがなです。
一部カタカナもありますが、3、4単語のみなので幼児でも助けてあげれば何とかなりそうなレベルでした。
10秒で説明ハロウィンナー
胴体の長い犬のオスカーは皆にからかわれてばかり。ホットドックのハロウィン衣装に身を包み、大笑いされるハメに。バカにされながらも友人のピンチを助け、最後には皆のヒーローになります。
ハロウィンナーの優しい目線
この本は、胴長短足のオスカーが皆にバカにされている所から始まります。
身体的特徴でバカにしたりされたりするのは人間も同じですよね。
やがてバカにしていた犬たちにピンチがおとずれるのですが、オスカーは迷うことなく皆を助けます。
私は「自分がオスカーなら助けるかなぁ?」と思いながら読みました。
否、私なら助けない、きっと。
それどころか「今まで散々バカにしてた罰だよ、べ~っ!」くらい言いそう。(笑)
でもそれではきっと、オスカーの様に本当の友達を作ることはできないんでしょうね。
人を許す広い心が結局は自分の仲間や味方を増やすことになる。
そんなことを伝えているお話でした。
本の著者について
絵、お話ともアメリカの児童作家、デーヴ・ピルキー氏がかいています。
1966年生まれなので2017年時点では51歳。
子供の頃にADH(注意欠陥・多動性障害)と失読症と診断され、学校ではかなり先生に怒られたそう。
その体験から生まれたのが冒頭でご紹介した『パンツマン』。
こちらはシリーズ化していて、かなり子供達に人気の様。
2017年6月にアメリカで映画化されているのですが(日本未公開)「シュレック」や「カンフーパンダ」などを手掛けているドリームワークスが制作しています。
CAPTAIN UNDERPANTS: The First Epic Movie Trailer (2017)
何で日本で公開してないんだろう?
パンツマン映画は日本ではやっていませんが、本は翻訳されています。
翻訳はかねはらみずひとさんで、芥川作家の金原ひとみさんのお父様です。
ゆうゆう的まとめ
海外の絵本もたくさん翻訳されており、色々楽しむことができて嬉しいです。
日本ではここ10年程で人気がでてきたハロウィン。
ハロウィン前にはこんな風に関係ある絵本を借りると印象深いかも知れませんよ。
私は、ウインナーが食べたくなったけど。(笑)
気になった方はぜひとも手に取ってみてくださいね!
ゆうゆうでした