はじめてのオーケストラ

有名指揮者の佐渡裕さんが初めて書いた絵本『はじめてのオーケストラ』を買いました。

もともと音楽が好きな私。

小学生の子供たちを初めて子供オペラに連れて行こうとしていましたが、残念ながらコロナで休演。

しばらく行けそうにないので、コンサートの独特の雰囲気、ドキドキ感を教えてあげたくて買った本です。

親子の本としても、素敵な内容でした。

それでは今日は『はじめてのオーケストラ』をご紹介したいと思います。

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10秒で説明「はじめてのオーケストラ」

1年生になったみーちゃんのパパは指揮者。パパが演奏するコンサートに招待され、ドキドキ、ワクワクしながらママとおでかけします。初めて生で聴くオーケストラに、みーちゃんは大喜び。

対象年齢

対象学年幼児から
出てくる字全て
1ページの文字数約80文字

 

ほとんどがひらがなです。たまに漢字がありますが、ふりがながついています。

1年生になって初めてコンサートへ行く女の子が主人公ですが、幼児でも楽しめる内容だと思いますよ。

 

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『はじめてのオーケストラ』の魅力って?

コンサートへ行きたくなる

社会人になってから、年に何度かコンサートへ出かけていました。

クラシックコンサートに行くときは、お洒落して出かけます。

ほかの観客もお洒落な方が多く、それだけでとても楽しい。

絵本の中のみーちゃんも、この日のために買ったとっておきのシフォンのドレスを着てママとお出かけします。

そう、クラシックコンサートは大人の世界。

そのため、通常小学生未満は入ることができません。

ちょっと背伸びして、大人の世界を体験する。

そんなドキドキ感なのです。

大きな迫力のある世界。

静かで、息を殺して聴くような音。

目の前の様々な楽器が奏でる音を、好きなように感じて楽しむことができる。

と~っても素敵な世界。

この絵本を読むと、そんなワクワク感を感じ、コンサートへ子供を連れて行きたくなっちゃいますよ!

 

絵がソックリ

みーちゃんのパパが、佐渡さんソックリ(笑)。

私生活でも娘さんがいらっしゃる、とのことなので、みーちゃんは娘さんなのかなぁ?と勝手に思っています。

絵本の中のパパは、2本の縦笛を一度にふいてくれたり、お風呂に入っているときに合唱もしてくれる、ので、佐渡さんもするのかなぁ~?と想像して楽しい。

きっと、してるんでしょうね!

 

『はじめてのオーケストラ』の著者について

著者は佐渡裕さんです。絵ははたこうしろうさん。

 

 佐渡裕氏

1961年京都うまれ、京都市育ち。

京都市立芸術大学を卒業後、故レナード・バーンスタイン氏、小澤征爾氏らに師事。

兵庫県立芸術文化センターの芸術監督を務める。

 

私は佐渡さんの指揮を一度も見たことがないのですが、お話している姿はテレビでみたことがあります。

関西弁の、とっても親しみやすい感じの方でした。

「ガッシリした人」という印象でしたが、186センチも身長があると知って納得です。

 

佐渡裕さんのあとがき

 

 はたこうしろう氏

1963年兵庫県うまれ、大阪高槻市育ち。東京都在住。

京都精華大学美術学部卒業後、イラストレーターとして活躍。

絵本の挿絵のほか、イラスト、ブックデザインなどを手掛ける。

『ショコラちゃん』シリーズが有名ですが(私の中では)、『佐賀のがばいばあちゃん』の絵も描かれています。

奥さんは絵本作家のおーなり由子さん。

 

はたさんの絵のタッチは本によってかなり違うので、見比べると楽しいと思います。

はたさんの活動や作品は、ホームページからチェックすることができるので、興味のある方はぜひとも見てみてくださいね!

 

ゆうゆう的まとめ

『はじめてのオーケストラ』いかがでしたか?

佐渡さんのパパとのしての側面を知るコトができ、(100%自分のことを書いてるかわからないけど)親子の物語としても楽しめますよ!

音楽に造詣が深いわけでもない私。

子供たちもピアノなど、特別習っているわけでもありません。

それでもコンサートへ行ったり、連れて行ってあげたい、と思うのは、そこに感動があるから。

コロナが収束したら、なにか子供向けのコンサートを見つけて連れて行ってあげたいな、と改めて思ったのでした。

気になった方は、ぜひとも手に取ってみてくださいね!

 

ゆうゆうでした

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