中学生の子どもに中学生新聞を無料でお取り寄せしました。
取り寄せたのは朝日中高生新聞と読売中高生新聞。
内容や雰囲気がずいぶん違ったのでご紹介しますね。
この記事が中高生新聞を購読する参考になると嬉しいです!
Contents
中高生新聞の料金や発行回数は?
紙面で発行されているのは朝日中高生新聞と読売中高生新聞の2社のみ。
毎日新聞はデジタルしかありません。
発行回数は1週間に1回。
そのぶんページ数は多く、お値段はリーズナブルになっています。
【朝日中高生新聞】
- 料金:1,200円
- ページ数:24ページ
- 発行日:日曜日
【読売中高生新聞】
- 料金:850円
- ページ数:24ページ
- 発行日:金曜日
料金だけみると、読売中高生新聞のほうが850円とかなり安いです。
発行日も朝日が日曜日で読売が金曜日と違いがあります。
中高生は忙しいので週末に届くようになっているんですね~。
中高生新聞の無料お試し期間や申込方法は?
朝日も読売もネットや電話で無料お試し新聞を投函してもらえます。
朝日は最新の2回分をまとめていただけました。
読売はなんと、毎週送られてきて今で5回分いただいています。
販売場所によると思うのですが、以前、小学生新聞をお試しした時も読売は何紙も配達してくれました。(その時も断わりの電話を入れてストップになりました)
嬉しいけど、たくさん無料でいただいて申し訳ない。(汗)
中高生新聞はどこで買える?コンビニで買える?
中高生新聞はコンビニでは買えません。
購読契約しないと読むことができないんです。
中高生が興味を持っている旬の芸能人や作家さんなどのインタビューなども掲載されているので「今週だけ欲しい!」という方もいるかも知れませんが、単発での購入はできません。
朝日中高生新聞と読売中高生新聞の比較
それでは朝日と読売の中高生新聞を見ていきますね。(著作権の関係で写真はほとんどありません。ご了承ください)
わかりやすいように平成5年9月4週目の新聞を比較してみました。
朝日中高生新聞ってこんな新聞
ザッと読んだ感じは大人の読む新聞に近いです。
1面は週で取り上げるテーマが大きな写真とともに載っており、9月の4週目のテーマは「劣等感との付き合い方」でした。
2、3面では見開きで、中高生のコンプレックスなどが紹介されていたり、詩人の最果タヒさんや髭男爵のルイ53世さんからのアドバイスなどが載っていました。
4、5面には1週間のニュースがザッと紹介。
6、7面では発表間近の「ノーベル賞」についての特集で、漫画もあり。
8面では暑かった夏による農作物や不漁の紹介記事。
9面は新刊を発表した伊坂幸太郎さんの記事があり、伊坂さんが小説家をめざすきっかけになった本や、東北大学に進学した理由など紹介されていました。
10面は「仕事フォーカス」となっており、JAXAで働く宇宙工学者の仕事が紹介。
11面はパズル。
12、13面はフランスで開かれていたラグビーについての記事。
14面は大塚製薬の広告となっていましたが「思春期の心」というテーマで中高生にとってはためになる内容でした。(商品の宣伝はなし)
15、16面は模試の活用法や英検問題などの勉強記事。
17面は週替わり記事になっていて4週目は日々の動きを伝える記事内容。(天声人語はこのページで隔週)
スマホが脳や社会に及ぼす影響などが書かれていました。
18面~21面までは小説や本、映画の紹介が続きます。
22面はトレンド紹介。4週目の記事は「オンリーワンの手帳を作ろう」で、可愛いシールや個性的なボールペンなどが紹介。
23面は読者からの投稿ページ。
最後の24面は新刊を出したブレイディみかこさんの特集でした。
テーマは「劣等感との付き合い方」ですが1~3面で取り上げられているだけで、残りのページは他のニュースなどでしめられています。
最近のニュースやトレンドを広く取り上げており、全体としては中高生が知っておいた方がよいニュースが幅広く掲載されていました。
読売中高生新聞ってこんな新聞
小学生新聞のお取り寄せの時も感じましたが、読売はまず中高生が興味を持ちそうなことを取り上げ、その後、関連した記事を掲載して掘り下げる方式をとっています。
では見て行ってみましょう!
1面も子どもが興味を持ちそうな内容の記事が大きな写真と一緒にバーンと掲載。
今週のテーマは「手話」。
1面で大きく取り上げられており、続く2~4面でも手話について紹介されています。
4面目は草彅剛さん主演の法廷通訳のドラマ「デフ・ヴォイス」が紹介されており、10面の仕事紹介でも手話通訳士が取り上げられるなどしていました。
5面は朝日中高生新聞と同じ大塚製薬の広告が。(とてもいい内容でした)
9面に週間ニュースの掲載。
6面と7面には週刊ニュースの中でピックアップした記事が紹介されており、今週はイグ・ノーベル賞とジャニーズの性加害問題が掲載されていました。
8面はスポーツ。
11面は作家の岸田奈美さんの中高生時代が紹介。
12~15面はミュージカルの紹介や読者からの投稿や相談。
16、17面は漫画。
18面は本の紹介で今週は「クラシック」の漫画や本を紹介しており、『のだめカンタービレ』やショパン国際ピアノコンクールで2位になった反田恭平さんの本などが紹介。
19面では再び今週のテーマになっている手話についての記事「手話スタバに行ってみた」でした。
20面は週替わりでテーマがかわるページで、4週目はSDGsの記事。
21面は新聞でみかける用語の解説。(国語の勉強)
22面は英会話、23面は社説が英文で紹介されています。英訳の工夫などのポイントもあり、読解のヒントになります。
24面は「今週のカオ」として、イラストコンテストで読売中高生新聞賞を受賞した高校生が1面を飾っていました。
この週のテーマである「手話」に関するページは1面から4面、10面で手話通訳士、19面でも掲載されています。紹介されている最新映画も手話に関するものでした。
このように1つのテーマを色んな角度からとらえ、深く理解できるようになっています。
ゆうゆう的まとめ
2紙を取り寄せた結果、朝日中高生新聞を購読することにしました。
わが家は息子の希望で朝日にしましたが、読売中高生新聞もとてもよかったので好みだと思います。
どちらも読んで思ったのは「今知っておくべきニュース」だけでなく、中高生が興味を持ちそうな内容が数多く掲載されていること。
子どもの「おもしろい」「知りたい」気持ちを伸ばすための工夫がたくさんされています。
中高生新聞、ぜひともお取り寄せしてみてくださいね!
ゆうゆうでした。