通塾と家庭学習のメリットデメリット

中学3年生の息子と中学1年生の娘がいます。

息子は今まで1度も塾へ通ったことがありませんが、中学の成績は学年トップ。

一方娘は中学に入ってからすぐに塾に行かせています。

2人の子ども達を見て感じた「塾なし」、「塾あり」のメリットやデメリットなどをご紹介しています。

お子様の勉強の参考になれば嬉しいです。

スポンサーリンク

「塾」が向いているか否かは子どもの能力と性格による

塾に行かずに自宅勉強だけで大丈夫な息子。

小さいころから好奇心旺盛で知るのが大好き。

図鑑を見たり、自分で調べたりを嬉々としておこなっていました。

超がつくほどマイペースな性格で、一度決めたことは「最後までやりとげる」と強い意志の持ち主です。

幼稚園の頃から「決められた時間に決まったことをさせられるのは嫌」と言っていたとおり、塾も拒否。

1年生の夏休み明けに校区内でトップの高校へ見学に行ったことから勉強スイッチが入り、それ以降、学年トップの成績をおさめています。

 

一方、中学から通塾させることになった娘。

最初は「私も塾に行かない」と言っていましたが、春休みの娘の様子をみていると自ら進んで勉強するのは難しい、と感じました。

こちらが勉強を教えていても、遊びたくて「させられている感」が強い。

そんな態度に親の方もイライラしてしまい、通塾させることに。

コレが娘にはよかった。

娘はもともと負けず嫌い。

塾では「点数」というわかりやすい結果がでるため、同い年の生徒たちに「負けたくない」と思ったようです。

中間テストの結果も親が思っていたよりもずっと良い結果になり(1年の初めての中間は点数がとりやすい)、そこからまた娘のやる気が出たよう。

息子の成績にはとうてい及びませんが、娘なりに頑張っており、2学期の中間、期末テストとも少しずつ点数があがってきています。

今では自発的に勉強するようになっており、小学校の時から考えると別人レベルです。

 

息子:マイペース、自分で時間のコントロールができる、物事の理解力が高い、好奇心旺盛

娘:負けず嫌い、ライバルがいるとやる気がでる

 

塾のメリット

まずは私が感じている塾のメリットから。

塾のメリット①プロが教えてくれる

塾の先生は教えるプロ。

教え方が上手なのはもちろん、各学校のデータが豊富でテスト対策がしっかりとできています。

先生も熱心な方が多いです。

 

塾のメリット②親のストレスがない

わが家は小学生の間は親が教えていましたが、親が教えるとついつい熱が入ってしまい「なんでこんなコトがわからないんだろう」「嫌々されて腹が立つ」などと感情的になることが多々ありました。(よく娘とはケンカしてました:汗)

でも今はほぼ先生におまかせしているので、親のストレスがありません。

子どもも親から教わっていると感情的になりますが、塾の先生は学校の先生に近いので落ち着いて勉強できているようです。

 

塾のメリット③ 進路相談ができる

塾では塾内のテストを行い、データをとっています。

「どれくらいの点数を取ればどの高校へ行けるか」といった情報があるため、進路を決める際にとても参考になります。

中学校と塾の先生という2つの意見を聞きながら、進路を考えることができます。

 

スポンサーリンク

塾のデメリット

次に私が感じている塾のデメリットです。

塾のデメリット➊宿題が多い

塾では宿題がでます。

学校でも宿題がでるため、学校と塾の宿題をやらなければいけません。

自分で学習しても勉強はしなくてはいけませんが、決められた課題に追われ、学校の休み時間にまで塾の宿題をする子どもが沢山いると聞きました。

 

塾のデメリット➋時間が拘束される

複数教科とると週3日、4日拘束されてしまいます。

特に夏期講習や冬期講習を取ると、旅行や帰省のスケジュールが立てにくいです。

 

塾のデメリット❸塾代が高い

塾代が高い。

1教科1万円くらいするので、4教科とったら4万円近くします。

これに長期休暇中の講習などを入れるとスゴイ金額になります。

今まで塾に通っていなかったので、その高さにビックリしました。

 

塾のデメリット❹夜型の生活になる

小学校までは「早寝早起き」だった子も、中学校で塾に通いだしたとたん夜型になります。

理由は塾の時間が19時ごろから22時ごろだから。

クラブが終わって、大急ぎで軽食などを食べ、塾で勉強し、22時ごろに帰ってから夜ご飯を食べる。

そこからお風呂に入ったり、学校の課題をやったりするので、就寝は24時に。

そんな生徒が多いです。

まだ体が完成していない子どもの中学生にこんな生活をおくらせないといけない。

正直、今の日本の教育システムに疑問を感じている私です。

 

ゆうゆう的まとめ

息子は完全家庭学習、娘は通塾スタイルですが、それぞれの性格にあっていると思っています。

息子が中学校に入った当初は「塾に行かずに大丈夫かな?」と心配しましたが、蓋をあけてみれば家庭学習のみで頑張っているお友達も思ったよりいました。

3年生になった息子は相変わらずマイペースでやってますが、塾に行っているお友達は昼の2時ごろから夜の10時ごろまで塾で勉強している、などと聞き、親の私の方が焦ることも。

自分でできるなら「塾なし」がベストだと思うけど、塾で力が出せるタイプの子どもいると娘を見ていて実感。

それぞれの子ども達の力を信じ、応援したいと思っています。

 

ゆうゆうでした。

スポンサーリンク