乳がんの疑いがある腫瘤を検査するためコアニードル生検をしてきました。
極太の針を胸に刺し、細胞を切り取る検査です。
超怖がりの私ですが無事終わりました。
あとは結果を待つのみ。
予約時に先生から簡単な説明は受けましたが、痛みや費用などについて心配な点がいくつかあったので、まとめてみました。
この記事を読んで、少しでも同じ検査を受ける方の不安が軽くなれば嬉しいです!
それでは今日は、乳がん精密検査コアニードル生検、いってみましょう。
精密検査までの私の経緯
精密検査を受けるまでに、どんな経緯だったのか簡単にご紹介しますね。
ある朝起きると右わきが急に痛くなり、かかりつけの産婦人科で急遽エコーをとってもらうと右胸に直径1.5㎝の腫瘤(黒い影)がありました。
そのため、紹介状を書いてもらって別の日に総合病院でマンモグラフィーを受け、また後日エコーを受けてから針生検を受けました。
実は左胸も石灰化があり、過去に針生検を受けたことがあります。
こちらは良性だったのですが悪性に変わる場合もあるので、現在も1年に1度はマンモグラフィーとエコーで経過を見ています。
けれども今回の右胸の針生検では、判断が難しいと言われました。
そのため、もっと多く細胞が取れるコアニードル生検をすることになりました。
コアニードル生検って何?
詳しい内容は専門の方にまかせて、簡単に説明しますね。
「コアニードル」という太い針を使って腫瘤の細胞をとり、乳がんの判断する検査です。
針の太さは2mm。
えっ?たったの2㎜?と思うなかれ。
予防接種のときに使われる針は0.4mm~0.8mmなので、比べてみるとかなり太いです。
そのまま刺せないので3㎜ほど皮膚を切って入れます。
説明をうけたとき、血の気が引きました。(笑)
私、採血でも寝てとってもらうくらい注射がダメな人なんです。
でも、大丈夫でしたよ!
検査当日の流れ
食事制限もなにもありません。
普通に予約時間に病院へ行き、血圧を測り、ベッドに横になって細胞をとってもらいました。
部屋に入ってから出るまで、20分ほどで終わりました。
- エコーで腫瘤の場所を確認
- 消毒のあとに麻酔注射
- 皮膚を切開
- コアニードルで細胞を取る
- ガーゼで止血後バンドエイド
サラッと書きましたが、メチャ怖かったです。
私、笑っちゃうくらい怖がりなので、先生や看護婦さんは相当やりにくかったはず。
さすがに声は出さないけど、恐怖のあまり呼吸があらくて。(笑)
見かねた看護師さんが手を握っててくれました。
麻酔が効きづらかったようで切開時に痛みがあり、追加で麻酔をしてもらいましたがその後は全く傷みを感じませんでした。
ただ、メチャ怖い。(笑)
腫瘤は体の臓器と繋がっていないので、針を刺そうとすると動いてなかなか取れないことがあるよう。
そう、私は取れにくい人。(涙)
通常、1、2回の摂取で終了のはずが、結局4回とることになりました。
ニードルは細胞を切り取るときにバチンという大きな音がします。
製本用のでっかいホッチキスを止める感じ。
腫瘤を固定するためか、かなり押さえつけられたり、グイグイされたりして怖さのあまり、ちょっと泣いちゃいました。
40過ぎた女性が声も出さずに泣いていて、先生たち、本当にやりにくかったと思います・・・。(すみません)
細胞を取り終わったあとは5分ほどしっかりとガーゼで傷口を抑えてもらい、止血確認後、綺麗なガーゼをあて、バンドエイドで固定して完了でした。
切開はとても小さいので、とくに縫合もなく、1か月ほどしたら傷痕も残らず完治するそうです。
何度も書きますが、私はと~っても怖がりなので、普通の方は涙を流したりはしないと思います。
逆に、怖がらせてすみません。(恥)
結果からして、思っていたよりずっと簡単な検査でしたよ!(と、今なら言える:笑)
細胞摂取後の傷み
麻酔をしていたので1時間くらいは大丈夫だと思っていたので、終わった直後にスーパーで少量の買い物をして帰りました。
病院では痛み止めも処方されていたので、いつ傷みがでるのかとドキドキしましたが、2時間たっても、3時間たっても痛みは出ませんでした。
検査はお昼からだったので、午前中に夜ご飯の準備は全てして行ったのもよかったと思います。
夕食後の片付け時に「痛くなるかも?」と言う感覚がわずかにあったくらいで、そのあとは夫にバトンタッチしてもらいました。
できるだけ右手を使わないよう、最低限の家事しかせずに過ごしたのがよかったと思っています。
当日の注意点
コアニードル生検を受けた当日は、いくつかの注意点があります。
- お酒や刺激物は禁止
- 重いものを持つのは禁止
- 激しい運動は禁止
- お風呂は禁止
刺激物はカレーも入ります。
私は夕食をカレーにする予定で準備していたので、急遽シチューに変更しました。
お風呂はダメですが、ガーゼを濡らさない下半身のシャワーなどは大丈夫ですよ。
翌朝には自分でガーゼを取ります。
傷痕が腫れたり、まだ出血があったり、痛みがある場合は病院へ連絡するように言われていましたが「なんやコレ?」と言うくらい小さな切り口が胸にチョンとあっただけでした。
コレに涙を流していたかと思うと、ちょっと恥ずかしいかも。(笑)
車の運転について
これまで病院へは車で行き来していたのですが、麻酔や傷みで車を運転できるのか心配でした。
事前に先生に確認したところ、局部麻酔なので車の運転には問題ないと言われました。
実際、車で行きましたが帰りも麻酔が効いており、痛みなど全く問題なく運転して帰れました。
コアニードル生検の費用
費用は8,000円ほどしました。
よく考えたらこれくらいは当たり前なんでしょうが、知らなかったので「高いな」と思ってしまいました。
しかも、請求書と一緒に渡された注意書きに、
検査結果におり、後日検査代金の追加が発生する場合があります。(2万円くらい)
とありました。
ビックリ!
追加料金が発生しませんように~。
ゆうゆう的まとめ
とっても怖かったコアニードル生検。
終わってみると、意外と大丈夫でホッとしました。
でも、またやることがあったらやっぱり涙は出るかも。(笑)
検査結果は10日ほどして出るようで今はそちらが気になりますが、あまり深く考えずに日々楽しく過ごしていこうと思っています。
あまり考えると、疲れるだけなので。
この記事が、乳がんの精密検査を予定されている方の参考になれば嬉しいです。
コアニードル生検、大丈夫ですからね~。
ゆうゆうでした。