グランドニッコー淡路にある安藤忠雄さんが設計した「海の教会」を子ども達と見学してきました。
教会自体は小さくストイックな感じですが、階段をのぼった自然豊かな景色と合わせてみるとまた違った印象を持ちます。
教会の場所がわかりにくく、さまよう人続出のようなので「海の教会」への行き方もご紹介しますね。
訪れるときの参考にしてください。
それでは今日は、淡路夢舞台内にある「海の教会」、いってみましょう!
「海の教会」ってどんな教会?
安藤忠雄さんがプロデュースされた「淡路夢舞台」内に設計された教会です。
グランドニッコー淡路(旧ウエスティンホテル)とつながっており、実際にこの教会で結婚式をあげることもできるんですよ。
「海の教会」の見学
挙式がおこなわれていなければ、誰でも好きに訪れることができます。
もちろん無料。
「教会」という信仰の場ですが安藤忠雄さんのファンがたくさん来ており、みなさん写真を撮りまくっていました。(もちろん私も撮りました:笑)
「海の教会」への行き方
グランドニッコーの2階から「海の教会」へ行くことができます。
フロントデスクからの地図です。
ロビーラウンジ「ルッチョラ」わきにある回廊ギャラリーをとおり、右にまがった場所に「海の教会」があります。
近くまでいくと看板も出ていますよ。
ちなみに右にまがらず真っすぐ進むと安藤氏が夢舞台を設計したときの構想デッサンや、
夢舞台の「海回廊」など見ることができます。
レストランもあったりしてウロウロするだけで楽しいですよ!
「海の教会」の内部
グランドニッコーの回廊ギャラリーをぬけ、右折したところです。
通路もコンクリート打ちっぱなしでいかにも「安藤建築」といった印象。
中に入ると美しい十字架が正面に照らされていました。
天井の十字が壁にうつっています。
自然の光ではなく、ライトで照らしているそう。
中には座席と祭壇しかなく、とてもシンプルでした。
色をおさえたコンクリートのグレーとカーネーションの白が、禁欲的な教会の雰囲気を出しています。
床と壁のすき間からもライトが光り、教会内を淡くつつんでいるようでした。
教会の出入り口には小磯良平さんの「斉唱」の絵画が。
黒と白の絵はピリリとした緊張感をただよわせ、教会の静ひつさを際立たせていました。
「海の教会」の外部
一方教会のそばにある階段をのぼると、別の世界が広がっています。
眼下にみえるのは「淡路夢舞台」と明石海峡。
広い青空の下の鐘や、
水底にしきつめられたホタテ貝、
とまることなく流れる美しい水の階段など、
教会の静ひつさとはうってかわって、自然の力強さと美しさを感じる世界が広がっていました。
「海の教会」の基本情報とアクセス
「海の教会」の基本情報とアクセス方法です。
【住所【住所】兵庫県淡路市夢舞台2番地
【電話】 0799-74-1111(グランドニッコー淡路)
【見学】挙式時以外は見学自由
【料金】無料
【アクセス】
車:淡路I.C.より車で約5分
バス:JR新神戸駅より高速バスで約60分
JR三ノ宮駅より高速バスで約45分
JR舞子駅より高速バスで約15分
淡路島は電車が走っていないため、車かバスを利用してくることになります。
たくさんの人に淡路島に来てもらうためにETC割引が大幅にされており(垂水から2,410円が910円)、車で遊びに来やすくなっていますよ。(2022年2月)
ゆうゆう的まとめ
教会だけを見ると少し無機質な感じがしますが、一歩外をでると山の緑や花々、水の流れなど美しい景色を見ることができます。
冷え冷えとしたコンクリートに放たれる光からは静ひつさを感じられ、とても厳粛な気持ちになりました。
自分と向き合うことができる教会の厳粛さと、生の喜びを感じられる外の雄大さ。
その対比がとても美しい。
子ども達にとっては教会は静かすぎたようで、タッタと出て外の景色を楽しんでいました。(笑)
ぜひとも「海の教会」へ遊びにいってみてくださいね!
ゆうゆうでした。