家で子どもたちに琥珀の採掘体験をさせてみました。
缶詰に土と琥珀が入ったセットなんですが、想像していたよりずいぶんと楽しめましたよ~。
夏休みの自由研究にもおすすめです。
今日は、子どもたちが採掘体験した琥珀缶についてご紹介しますね!
採掘体験缶「琥珀の缶詰」ってこんなの
岩手県の久慈市にある久慈琥珀博物館で販売されているものです。
ふるさと納税としての取りあつかいもあり、私たちもふるさと納税を利用しました。
この缶詰を買うまで全く知らなかったんですが、日本でとれる琥珀のほとんどがこの久慈市のものなんですね~。
今回3缶セットを選んだのですが、そのうちの1缶の「極」だけ少し多めに琥珀が入っていました。(単品だと「極」だけ高い)
缶の大きさはみかんの缶詰(大)くらい。
缶詰をあけると次のものが入っています。
- 琥珀の入った土
- 竹串
- 発掘説明書
- 小瓶と紐(「極」のみ)
「お買い上げ後1ヶ月以内に開封ください」となっていて
とちょっと驚きましたが、長い間おいていると、どうやら掘削用の竹串が腐るからのよう。
面白いですね。(笑)
入っている土は恐竜がいた8,500万年前のもの。
それだけでロマンがいっぱいで私も興奮してしまいました!
自由研究のヒントもいっぱい
採掘の説明書や缶には自由研究のヒントがいっぱい!
琥珀のとれる久慈層群の説明や、
地層の説明、
「琥珀」の名前の由来や世界の琥珀産地など、いろいろヒントがあって自由研究にもってこいです。
娘は自主学習で琥珀について調べていました。
琥珀を採掘した様子
部屋の中で土があちこち散らばると嫌だったので、40Lのゴミ袋を用意。
では、いざ採掘開始~!
缶から8500年前の土をだすと~
いきなり琥珀発見!
目で見つけられるレベルなので、すぐに竹串をほうりだして指だけになりました。(笑)
土をかきわけ、小さい琥珀もとっていきます。
と思ったものの、石の中にも琥珀があり、そちらは竹串を使いました。
ただ石は層になっていて比較的柔らかいので、指で力をくわえると粉々になることもあり、実際はほとんど竹串をつかわなくても琥珀はとれます。
琥珀のほかに石炭もあり、黒くキラキラして綺麗だったので子どもたちは石炭もとっていました。
とれた琥珀と石炭です。
小さい琥珀ばかりでしたが思ったよりも沢山とれて、子どもたちは喜んでいました!
息子が体験した感想
「琥珀=化石」なので、
と思っていたよう。
と現実的な親は思っていました。(笑)
少し探してみて琥珀のサイズから「どうやら昆虫は入ってないらしい」と思ったようで、琥珀より石炭に興味をしめしていました。
黒くてキラキラしてるから、カッコイイと思ったよう。
一通りザッと探したら終了していました。
娘が体験した感想
「琥珀=宝石」のイメージなので、大きな宝石がとれると思っていたよう。(笑)
と残念がっていましたが、淡い色や濃い色、少し大きなものからビーズのように小さなものまであって夢中になって探していました。
と言っても、
とねばるねばる。(笑)
どんなに小さくても宝石(琥珀)を取り残してはいけない、と思ったようです。
娘のほうが息子より楽しんでいて意外でした。
ゆうゆう的まとめ
化石の発掘などに連れて行ってあげたいものの、遠くてなかなか連れていけない現実。
缶に入った小さな琥珀ですが、大昔の土の中からキラキラした琥珀を探しだした子どもたちは大喜びでした。
私も子どものころは冒険や探検にあこがれていたので、横で見ていて楽しかったです。
この琥珀缶をつうじて行ったことのない久慈市にとっても親しみがわき、琥珀をみたら久慈しか思いつかないくらい頭の中で紐づけされました。(笑)
いつか久慈琥珀博物館にも行ってみたい!
太古のロマンを感じることができる採掘体験琥珀缶、おすすめです。
ゆうゆうでした。