先日ウォッシュレットの交換に来てくれた大手トイレ業者の方に
「便座掃除にトイレ用洗剤を使ったらダメなんですよ」
と言われました。
「流せるタイプのトイレクリーナーだけは絶対やめといてくださいね~」
とまさかの念押し。
我が家は床や便座はトイレに流せるタイプのトイレクリーナー、便器はトイレ用洗剤を使っています。
いやいやいや、パッケージに「トイレ用洗剤」って書いてるやんっ
どう考えたって理解出来ず、言われた時は頭の中がパニック。
だって、トイレ用洗剤って書いてるモノで掃除したらダメなんだったら一体何で掃除しろって言うわけ?そもそも、何のためのトイレ用洗剤?
もう「このおっちゃん、何いってるねん!?」と思ったのですが、正確には便器の掃除はトイレ用洗剤でOKとのこと。陶器だから。
でも、プラスチック部分でてきている便座の部分はダメなんだそう。何がって、美しく保つためのコーティングがはがれてしまうからなんです。
なので「清潔に保つ」と言う意味ではもちろんトイレ用洗剤を使用するのは問題ないんですが「美しい状態に保つ」意味ではアウトなんだそう。
コーティングがはがれると茶色っぽく変色してくるそうなので、長く綺麗な状態で使いたい場合は使わない方が良いよ、とのコトでした。
あと、タンクの上の手洗い部分に置くタイプのトイレ用芳香洗浄剤もまさかのダメだし。
理由は、タンクの中で液体の一部が固まってしまい、タンクが汚れてしまうコトがあるため、と言われました。実際ウォッシュレット交換時にタンクも開けて見せてくれたのですが、恐ろしいコトになっていました・・・。
私の中では「これでタンクの中も綺麗に掃除されてる」くらいに思っていたのに、スゴイ裏切り感(笑)。
見た目も可愛いし、良い香りもするので気に入っていたのですが、すぐさま撤去しました。
じゃあ、何で掃除したら良いの?と言う話なんですが、
それは・・・・
台所用洗剤を薄めて使うのが一番!
と言われました。
えっ!?台所用洗剤?トイレに?
JOYなどの除菌できる台所用洗剤を水で薄め、スプレーして使用すれば良い、とのこと。
これで便器、便座、床や壁も全て綺麗に出来る、と言われました。水で薄めるので、二度ぶきも不要。
これがコーティングを綺麗な状態を保つための一番簡単で、安い方法だそうです。
疑い深い?私は、念のためにウォッシュレットの取扱説明書も読んで見るコトにしました。
すると・・・
トイレ用洗剤での清掃はしないでください
と衝撃的な文言が。
いや、本当に滅茶苦茶驚きました。トイレ用洗剤として売られているモノでも便座部分には使ってはいけないものが結構あるんですね。
早速いつも使っているトイレクリーナーの成分を見てみると・・・
エタノール=消毒剤が入っていました。掃除用のエタノールなので薄められているとは思いますが、念のため使うのやめときます。
トイレ用の洗剤は中性。このメーカーの物はセーフかな??
一方ススメられた台所用洗剤は弱アルカリ性。
業者さんに教えてもらった通り、私も早速台所用洗剤でトイレ用掃除液を作ってみました。
- 霧吹きに、除菌効果のある台所用洗剤を底に広がる程度に入れます。
- 水道水を多めにいれます。
以上!
ブルーの洗剤を買ったので、見た目もとっても爽やか♪
早速スプレーして使ってみました。
シュッ、シュッ。ふきふき。
綺麗になった気がします♪
今までトイレ用洗剤をわざわざ買っていたのが台所用洗剤で良いと分かり、何だか物凄く楽ちんでお得な気持ちに。
ただ、台所用洗剤を水で薄めて使うと長持ちしないようなので、私は1,2か月をメドに使い切るつもりです。
すぐ忘れるのでスプレーにメモしときました。コレでOKなハズ。
ゆうゆう的まとめ
今回発覚したこの「トイレ用洗剤は使っちゃいけない」事件(?)。
ここ最近の中で、一番の衝撃でした。
もちろん、便座部分の使用でも大丈夫なトイレ用洗剤もあると思いますし、汚れによっては酸性でないと落ちない物もあるかも知れません。
でも、台所洗剤液を薄めたもので通常の掃除が済むなら、私は取り合えずコレ1本で良いかな?と思っています。メンドウなので、正直色々使い分ける自信がない(笑)。
業者さんに教えてもらい、自分でも色々調べてみたトイレ用洗剤。奥深かったです。
皆さんも気が向いたら、このお気軽な掃除液を試してみてくださいね~
ゆうゆうでした。