キャベたまたんていの本3冊

小学1年生が読みやすい本『キャベたまたんてい』シリーズを今日は紹介したいと思います。

このシリーズ、本を自分で読み始めた娘が大好きなんです。

学校の図書館にはもちろん、クラスにもあるそうで低学年にはかなり人気のある本なんですよ。

それでは『キャベたまたんてい』シリーズ、いってみましょう。

 

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10秒で説明『キャベたまたんてい』シリーズ

キャベツのキャベたま探偵が、助手のトマトちゃん、じゃがバタ君達と様々な事件を解決するお話。キャベたま探偵が頭のキャベツの葉を一枚投げて敵をやっつけるのがお約束。

対象年齢

・幼児から~

  • 【出てくる文字】
    全て
  • 【1ページの文字数】
    100文字前後

 

カタカナや漢字もありますが、漢字には全てフリカナがついていますよ。

字もかなり大きいので(ゾロリシリーズより大きい)、初めて児童書を読む子供でも読みやすいと思います。

 

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『キャベたまたんてい』シリーズの魅力って?

謎解きが面白い

探偵のお話なので謎解きがあります。

小学1、2年生向けに書かれた本なので、それほど難しい謎解きはありません。

小さな子供が読んでみて「なぁ~んだ、そうだったんだ」「そうだと思ってたんだ」と思うくらいの謎。

お話によっては解けたり、なんとなくわかってそうだったりするのが子供にとっては嬉しいんでしょうね。

 

クイズや迷路のお楽しみがある

裏表紙

本の裏表紙や見返し部分にいつもクイズや迷路などがのっています。

これがけっこう面白いようで、いつも子供達が楽しくやっています。

 

怖い話がないので子供も安心

殺人はもちろん、刃物がでてくるようなお話はありません。

小さな子供にとって「怖い」と感じる内容でないのが大きなポイント。

ちょっとした謎解きを、可愛らしいお野菜たちと解いていくので安心して読めるようです。

 

絵が可愛い

キャベたまたんていの絵が可愛いです。

丸っこい(笑)。

主人公のキャベたま探偵さんなんて、髭の生えたキャベツなのに何故か可愛く見える。

全体的にコロンとした絵で、登場人物がみんな食べ物なこともあり、子供は親しみやすいと思います。

丸いと可愛いのは、やっぱりアンパンマンに通ずるんでしょうか?

アンパンマンは別に可愛くはないけど。

 

『キャベたま』の著者について

著者は三田村信行さん、絵は宮本えつよしさんが描かれています。

三田村信行氏

1939年東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務をへて作家デビュー。

様々な本を執筆されており、『めいたんていポアロン』シリーズなどの探偵モノから『妖怪道中膝栗毛』などの妖怪歴史モノ、歴史の『三国志』シリーズなどがあります。

三田村さんの本の代表作と言えば『おとうさんがいっぱい』

なんとこの本、子供のトラウマ本という異名をもつ本で、読むとトラウマになる子供が続出するという無茶苦茶怖い本なんだそう。

絶対に読ませたくない(笑)。

ちなみに脚本家の坂口理子さんは実の娘さんで、『マッサン』や『メアリと魔女の花』などの脚本を書かれています。

 

宮本えつよし

1954年大阪生まれ。グラフィックデザイナーからイラストレーター、絵本作家として活躍されています。

大人気の『おばけのずかん』シリーズのイラストも描かれていますが、やっぱりちょっぴり丸味のおびた可愛らしい絵です。


今回初めてこのシリーズを知ったのですが、息子が好きそうなので今度手に取ってみたいと思っています。

 

『キャベたま』シリーズは何巻まで出ているの?

シリーズは2020年2月現在21冊でています。

ロングランですよね!

最新刊は2019年7ページ月に発売されたキャベたまたんてい じごくツアーへ ごしょうたいですよ。

 

ゆうゆう的まとめ

『キャベたまたんてい』シリーズいかがでしたか?

私としては「キャベツが探偵で頭の葉っぱを投げて敵をやっつけるって・・・」と思うのですが、子供はとっても面白いようです。

大きな字に親しみやすい絵、迷路やクイズなどもあるので小学校1,2年生になって1人で児童書を読み始めた子供にはピッタリの本だと思います。

ぜひとも手に取ってみてくださいね~

ゆうゆうでした。

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