薬ばこ

オーストラリアに薬を持ち込むには申請が必要って知ってましたか?

私、旅行の直前まで知りませんでした!

風邪薬はもちろん、何と酔い止め薬にも申請が必要なんです。

オーストラリアでも薬は売られてますが、使うのは子供。どんな成分が入ってるのか分からないので、出来れば日本の使い慣れたものを持っていきたいもの。特に私の息子はアトピー用の塗り薬や飲み薬も必要だったので、薬の持ち込み申請をするコトになりました。

それでは今日は、私が実際にしたオーストラリア入国時の薬の持ち込み方法を詳しくご紹介したいと思います。

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薬の持ち込み申告方法

申告方法は簡単です。次の3ステップ。

 

  1. 入国カードを書く
  2. 入国審査時にパスポートと入国カードを見せる
  3. 薬の提示や説明を求められたら見せたり答えたりする

 

薬は入国審査官に見せないといけない場合もあるので、かならず手荷物に入れておいてくださいね!

 

薬を持ち込む時の入国カードの書き方

オーストラリア行きの飛行機の中で配られる「入国カード」で申請します。

入国カードの「オーストラリアへの持ち込み品」欄に書かれている「医療品・ステロイド」などが該当するので、これに「はい」と×印を付けて入国審査の時にパスポートと一緒に提出します。

ジェットスターを利用した場合、英語の「入国カード」(Incoming passenger card)を配られると思うので、画像をつけておきますね。

 

入国カード
入国カード

 

左が名前やパスポートの名前を書く欄、右が質問欄になります。

質問の「1」が薬の持ち込みについて書かれた項目です。

 

1.Goods that may be prohibited or subject to restrictions, such as medicines, steroids,  firearms, weapons or illicit drugs?

 

この質問の「Yes」に×印を入れます。medicines(薬), steroids(ステロイド)と書かれてるのでこの項目に×印を書き入れるんですが、prohibited(禁止された)やweapons(武器)とか書かれてるので、正直、これにYesを入れるにはちょっとドキドキしました(笑)。

あと「Yes」なのに「×印」と言うのも意外と書きにくいので、注意してくださいね!

 

入国審査時に聞かれたこと

パスポートと一緒に、入国カードを提出するのですがここに「Yes」とあると、必ず質問されます。

私が聞かれたのは次の3点。

  1. 1番目の質問が「Yes」の理由
  2. 誰が使うのか
  3. 薬の種類

 

実際にはこんな感じで聞かれてました。

審査官「薬だよね?」

ゆうゆう
はい

 

審査官「お子さんの?」

ゆうゆう
そうです

 

審査官「風邪薬とかそういうの?」

ゆうゆう
そうです

 

以上!

滅茶苦茶簡単でした。

子連れの日本人が多く、子供用の風邪薬などの持ち込み申請が多いのでしょう。アッサリ薬を見せる間もなく通過しました。

入国カードを提示した時にはちょっと緊張したのですが、優しそうな方だったのでホッ。

隣の審査官の方はちょっとキビシソウでした。こればかりは運ですね(笑)。

 

薬を見せるように言われた時は

私が持っていった薬
私が持っていった薬

 

私は薬を見せるように言われませんでしたが、提出を求められるコトもあります。

そのため、必ず薬は手荷物に入れて審査時にすぐに取り出せるようにしておいてくださいね。

薬を見せる時に大切なコト

  • 何薬か英語で書いておく
  • 箱で持っていく

 

私は英語を書いたシールを箱に貼っておきました。

英語表記のシールを貼る
英語表記のシールを貼る

 

これなら、英語で説明を求められたときにも箱を見せるだけでほぼ乗り切れます(多分)。

審査官は当然日本語なぞ読めません。必ず英語で何の薬が分かるようにしておいて下さいね!

あと、意外とやりがちなのが箱から中身を出して持って行くコト。

私も最初はかさ張るので、箱から必要分を出して持って行こうと思っていました。でも、この箱の説明書きが必要になるコトも。

なので、箱に入れた状態で必ず持ち込んでください。量を減らしたい場合は、箱に必要量入れて、畳んで持っていくと少しはマシです。

 

箱から出さずに持っていく
箱から出さずに持っていく

 

 

私が持って行った薬と薬の英語表記

ごくごく一般的な薬を持って行ったので、皆さんも大体持ち込む薬は同じような感じかと思います。

 

一般的な薬の英語表記
  • 風邪薬(Cold Medicine)
  • 頭痛薬(Headache)
  • トローチ(Lozenge)
  • ビオフェルミン(Probiotics)
  • 下痢止め(Diarrhea)
  • 目薬(Eye drops)
  • 酔い止め(Motion Sickness)

 

あちらも慣れているので、ザックリと何の薬か分かればOKです。

 

病院で処方された薬について

病院で処方された薬には必ずお薬の説明の紙がついています。必ずそれを持って行って下さいね。

私は説明に書かれている薬や成分をネットで調べ、英語のスペルを説明の紙に書いて持ち込みました。特にアトピーの薬にはステロイドが処方されているコトも多いので、忘れずに書いて下さい。

もし特殊な薬を持ち込むような場合は、可能かはわかりませんが、病院の先生に英語での表記をお願いしてみても良いかも知れませんよ。

 

ゆうゆう的まとめ

オーストラリアへの薬の持ち込み、いかがでしたか?

オーストラリアは生態系を守るために「持ち込みが物凄~く厳しい!」とは聞いていましたが、酔い止め薬まで申請しなくてはいけないなんてビックリしました。

海外旅行中は急な体調不良をおこさないか心配なもの。いつも使っている薬が手元にあるだけで、随分心強く感じるものです。

ただ、長期滞在になる留学生などは最低限だけ持ち込んで、後は現地の方に聞くのが一番良いかと思います。

備えあれば患いなし。

準備万端で、オーストラリアを楽しんで来てくださいね!

 

ゆうゆうでした。

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