『ざんねんないきもの事典』シリーズ、あちこちの本屋さんで見かけませんか?
それもそのハズ。この本、小学生が選ぶ「子どもの本総選挙」で堂々の1位を獲得しているんです! しかも第二段の『続ざんねんないきもの事典』も4位に入るほどの人気本。
凄い~。そりゃ本屋さんも、力を入れますよね。
モチロン?我が家にもありますよ~。
今日はそんな小学生に大人気の『ざんねんないきもの事典』をご紹介したいと思います!
Contents
10秒で説明『ざんねんないきもの事典』
ちょっとおかしな「ざんねん」な動物達の姿形、習性などは、過酷な自然の中で生き残るために進化を続けた結果。意外だったり、ビックリするような様々な動物達が紹介されています。
対象年齢
・小学中学年から~
【出てくる文字】
全て
【1ページの文字数】
300文字前後
1ページに1種類の生き物の紹介です。1ページ上半分はイラストなので、下半分に書かれた文字がかなり小さいです。
一文字3ミリくらいの大きさなので、低学年の子供にはちょっとハードルが高いかもしれません。
ただ、生き物のざんねん具合がイラスト横に大きな文字で2,3行で書かれているので、低学年でも楽しむことは出来ますよ。
図鑑嫌いの1年生の娘が自主的に読むくらいキャッチーな見出しがついてます。
『ざんねんないきもの事典』の魅力って?
ざんねん具合が半端なく面白い
正直、この本が話題になり始めた頃「何てネガティブなタイトルだ」と思っていました。一生懸命生きてる生き物に「ざんねん」ってちょっと失礼なんじゃないか、って。
でも・・・・確かにざんねんなんです(笑)。
とにかくギョッとしてしまう程ヘンな習性や、姿形の動物達に、思わず笑ってしまいます。
例えば
キツツキは、頭に車が衝突したくらいの衝撃を受けている(ざんねんないきもの事典P106)
カタツムリの歯はベロの上にある。しかも2万本(続・ざんねんないきもの事典P80)
何じゃソレ!?って感じで大人が読んでも凄く面白い。エエ、私も2冊とも読みましたとも。
意外性があって面白い
紹介されている動物達の中には、意外性がいっぱい。
例えば「フラミンゴが片足で立っているのは、水の中が冷たいから」とか「アルマジロの9割はボールになれない」等々。
今まで知っていたようなコトも「えっ!?」と思うような意外な話があったり、「そうやったんや~」と納得してみたりして面白い。トリビアの泉的。
きっと、こういう意外性が面白く、子供達もどんどん読み進めてしまうんだと思います。(大人もね)
動物達のツブヤキが良い
ソレゾレの動物の絵には、セリフが書かれています。
このセリフが「しまった感」を良くあらわしており、「ざんねん」を増長させています(笑)。ボソッとした一言が、私は好きです。
パラパラ漫画もついてます。
『ざんねんないきもの事典』の著者について
監修は今泉忠明さん、文は丸山貴史さん。イラストは下間文恵さん、フクイサチヨさん、ミューズワークさんが描かれています。
『ざんねんないきもの事典』シリーズは何巻まで出ているの?
シリーズは、2019年1月現在3冊出ています。
最新刊は2018年5月に発売された『おもしろい!進化のふしぎ 続々ざんねんないきもの事典』
なんだか3巻になる程「ざんねんないきもの」がいると思ったら、ちょっと微妙な感じです(人間目線ですけど:笑)
ゆうゆう的まとめ
『ざんねんないきもの事典』いかがでしたか?
この本が小学生に一番人気なんて「今時の小学生もヤルな!」と言った感じです。
へんてこりんで、面白くって、おかしくって、愛おしくなる。全ての生き物は、一生懸命生きてるんだなぁ~、と感じるコトが出来る本です。
機会があれば、是非とも読んで見てくださいね!
ゆうゆうでした。