妖怪一家九十九さんシリーズ

ホラーコメディーの『妖怪一家九十九さん』シリーズの『妖怪一家の温泉ツアー』を借りて来ました。

妖怪大好きな小学3年生の息子がソファで寝ころびながら、大笑い!激写してみました

 

ソファで大笑いして本を読む息子

 

息子
行儀悪いと言わんといてぇ~

 

今日はそんな『妖怪一家九十九さん』シリーズをご紹介したいと思います。

 

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10秒で説明『妖怪一家九十九さん』シリーズ

化野団地に人間たちに混じって住む事になった7人の妖怪、九十九さん達が繰り広げるお話。合言葉は「ご近所さんを食べないこと」

 

対象年齢

・中学年から~

【出てくる文字】
全て

【1ページの文字数】
400文字前後

 

中学年から読む本かと思います。文字も少し小さめで漢字の読み仮名も付いている物と、付いていない物がありました。

挿絵も数ページに1つ、と言った感じで、息子に見せて貰った時

なかなか文字が多い本を読んでるな

と感じました。

中学年だとこれ位の本を読むのかも知れませんね。

 

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『妖怪一家九十九さん』シリーズの魅力って?

7種の妖怪のバリエーションが楽しい

お話には7人の妖怪が出てくるのですが、この妖怪たち、もともと家族ではありません。

化野原に何百年と住んでいたところ、開発で野原に団地が出来たために団地に一緒に住むコトになったのです。

なので、7人が7人とも違う妖怪。色んな特技?があって面白いんです。

 

  1. 見越し入道(おじいちゃん)
  2. やまんば(おばあちゃん)
  3. ヌラリヒョン(パパ)
  4. ろくろっ首(ママ)
  5. 一つ目小僧(長男)
  6. あまのじゃく(次男)
  7. サトリ(長女)

 

おじいちゃんはやたらと巨大化したがるし、おばあちゃんは直ぐに人間を食べたがるし、と無茶苦茶です(笑)無茶苦茶なのが、面白い!

 

人間世界に混じって住んでいるのが面白い

九十九さん一家は自分達が妖怪である事を世間から隠し、団地に住んでいます。

そんな彼らですが、正体を知っている人間が2人市役所職員の野中さんと、団地の管理局長の的場さんです。

野中さんは、「妖怪と人間が一緒に生きる=地域共生課」に勤めており、ヌラリヒョンパパと一緒に働いてる同僚です。パパ、役所勤めなんですね~。

また、的場さんは団地の管理局長で、彼らの日常をサポートしてくれています。

この2人のお陰で九十九さん達は団地内で暮らすことが出来ているのですが、的場さんはいつも彼らの尻拭いをし、それが結構笑えるんです。

一生懸命な2人を見ていると「妖怪と人間は、仲良く一緒に暮らせるかも」と思え、ホッコリしちゃう私です。

妖怪が、本当にいたら、ですけどね!

 

『妖怪一家九十九さん』シリーズの著者について

著者は児童文学作家の富安陽子さんで、絵は山村浩二さんが担当しています。

【富安陽子さん】

1959年東京生まれで、大阪育ちの方です。

和光大学卒業後、25歳で作家デビュー。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、『盆まねき』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞など、数々の賞を受賞されています。

日本の神話や伝承をいかしたファンタジー作品を数多く書かれており『やまんばあさん』シリーズや『ムジナ探偵局』シリーズなど人気シリーズも数多くある人気作家です。

息子も『やまんばあさん』を読んだ事がありますが、やっぱり面白かったよう。

子供の頃、おばあさんが良く妖怪のお話をしてくれた影響もあり、大学時代の卒論は平安時代の妖怪に関する物だったそうです。

また、お父様が都市計画のお仕事をされており、かつて大阪の千里ニュータウンのプランを考えたのだとか。化野団地は千里ニュータウンをイメージしてるのかも知れませんね!

 

【山村浩二さん】

名古屋市出身のアニメーション作家で、絵本作家、イラストレーター等色んな活動をされている方です。2018年現在、東京芸大の教授もされています。

2002年には『頭山』でアカデミー短編アニメ賞にノミネートされるなど、世界的に活躍されている方です。

今回調べている内に初めて知ったのですが、私達も読んだ事のある『ゆでたまごひめ』『くだもの だもの』の絵も山村さんの絵でした。きっと小さなお子さんをお持ちの方は、山村さんの絵本を見た事があるかと思いますよ!

何とも存在感のある、味わい深い絵で、一度見たら忘れません。

九十九さんシリーズの妖怪達の絵も、雰囲気があって大好きです♡(妖怪やけど)

 

『妖怪一家九十九さん』シリーズは何巻まで出ているの?

シリーズは、2018年7月現在7冊出ています。

最新刊は2018年2月に発売された『妖怪一家の温泉ツアー―妖怪一家九十九さん』になります。

因みに息子の大爆笑の箇所はやまんばのおばあちゃんが、レストランで出て来たカニの殻まで食べたり、お皿までバリバリ、ガリガリ食べたのが面白かったようです。

後、座布団の早食いも・・・メッチャ笑ってました(笑)。

私は見越し入道のおじいちゃんが好きです。

ゆうゆう的まとめ

『妖怪一家九十九さん』シリーズ、いかがでしたか?

息子は妖怪が大好きなので、物凄く気に入って読んでいました。

 

息子
全巻読む!

 

と息巻いています(笑)。

小学生の間では結構人気らしく、学校の教室の本棚にも別の巻ですが置かれていたそうですよ。私も妖怪が好きなので、他の巻も読んで見たいと思っています。

皆さんも、興味を持ったら是非手に取ってみて下さいね~

 

ゆうゆうでした

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