『パティシエのモンスター』を借りて来ました。
読み終わるまで知りませんでしたが、この絵本は『世界から猫が消えたなら』や『億男』などを書いたかわむらげんき(川村元気)さんの絵本です。
タイトルからわかるように美味しそうなお菓子がでてくる楽しい本です。お菓子大好きな娘と一緒に眺めるのには持ってこいの本でした。
それでは今日は『パティシエのモンスター』をご紹介したいと思います。
Contents
10秒で説明『パティシエのモンスター』
モンスターしか住んでいないパリ。お菓子屋さんのポワンやプチポワン、フランボワーズら仲間達が、パリの街中へ材料を買いに行き、美味しいお菓子を作ります。
対象年齢
・幼児から~
【出てくる文字】
全て平仮名/カタカナ(3,4単語)
【1ページの文字数】
40文字前後
出てくる字は平仮名です。モンスターや、お菓子の名前(チーズケーキなど)はカタカナですが、数単語のみなので幼児でも助けてあげれば何とかなりそうなレベルです。
『パティシエのモンスター』の魅力って?
イラストが可愛い!
店長のポワン、プチポワンにフランボワーズ、シトロン、パフ、マカロン3兄弟と、何とも可愛らしいモンスターたちがお菓子を作ります。
イラストを見るだけでも楽しめる可愛らしさで、子供だけでなく、大人も「可愛い~♡」と思ってしまつかと思います。
キャラのグッズなどあると思わず買ってしまいそう・・・。
イラストは、色鉛筆で塗られた温かみのあるものでカラフル。柔らかな線や優しい色合い、可愛いモンスター達に味しそうなお菓子の数々。
お菓子好きの私には、眺めているだけでハッピーになれそうな絵本でした。
フランス好きにも楽しい絵
パリを舞台としてるだけあって、セーヌ川やエッフェル塔などが出て来ます。
モンスターの名前もフランス語だし、市場で売られている果物の値段もユーロ(もうフランじゃないのね)。
こうしたチョットした事が、フランス好きだと嬉しいかと思います♪まぁ、子供は関係ないか(笑)。
ページには、正体不明の謎の巨大モンスターも現れ、エッフェル塔をつまみ上げようとしたり、巨大な脚がパティシエたちのすぐ傍にそびえたっていたり、ケーキを買いに来たりして「どんなモンスターなんだろう?」と思わせてくれます。
お菓子がどれも美味しそう!
いちごのケーキにモンブラン、さくらんぼのタルトにチーズケーキとどれも本当に美味しそうで、お菓子好きにはたまらない!
子供達と一緒に
何て話をしながら読んで行くのも楽しいです。
娘は全部選んでました(笑)。
『パティシエのモンスター』の著者について
著者はかわむらげんき(川村元気)さん。イラストはサカモトリョウさんです。
ゆうゆう的まとめ
『パティシエのモンスター』いかがでしたか?
この絵本は、イラストを楽しむ絵本だと思っています。
お話は、モンスターたちが「買い物に行って、お菓子作って、売る」
それだけのお話。実際ページ数も少ないです。
ただ、お菓子作りや、お菓子に興味のある子供が見る分には楽しい。お菓子って、食べるだけじゃなく、眺めているだけでワクワクしちゃうモノなので、そんな気持ちになれる絵本です。
もっとストーリー性があったり、感動したりする絵本も沢山ありますが、単純に「可愛い!」「美味しそう!」と思える絵本もたまには良いですよ♪
機会があれば、皆さまも是非手に取ってみたくださいね!
ゆうゆうでした。