昨日大阪北部で地震が起きました。
南大阪では大きな揺れではありませんでしたが、今日スーパーに買い物に行くと飲料水が売り切れていました。
小さな子供がいる事もあり、防災に備えて準備をしているつもりですが、十分とは言えません。昨日の揺れで再度見直しをしました。
今回は私が実際に備えている事や物、見直した点などを中心にご紹介したいと思います。
Contents
地震対策で絶対に必要な準備
一番大切なのは
家具の転倒を防ぐ事。
地震が起きた事による死亡率で一番高いのが建物倒壊や、家具の転倒による圧死です。建物の倒壊については家を購入する時に強度をチェックする事。1981年に建築法が変わったので、それ以前の建物かそれ以降の建物であるかが大きな見分けポイントです。
また「日本建築防災協会」のHPで「誰でもできるわが家の耐震診断」を見る事が出来ます。不安に感じたら是非ともチェックして見てくださいね。
家具は固定する
家具は突っ張り棒等の家具転倒防止具によってある程度防ぐことが出来ます。
唯一背の高い本棚は納戸にあり、天井との間を突っ張っています。
リビングの本棚は物凄い高さはない物の1メートル以上はあるので、家具 転倒防止ストッパーを使用。どれ位踏ん張ってくれるのか謎ですが、本棚の下に差し込むだけで簡単装着できるので取り合えず付けています。
冷蔵庫や食器棚は高さがあるのでこれまた耐震ストッパーを使用。
本当は壁に打ち付けるタイプの物が良いのでしょうが、そんな勇気はなく、かつ突っ張り棒も我が家の天井は高い事もあってあまりにも不格好過ぎる、と言う事でストッパータイプを使用しています。
どの家具転倒防止用品も、どれ位効果があるかは分かりませんが、付けてないより付けてる方が良いと思っています。万一家具が倒れて来ても、ストッパー等があれば、倒れるまでに数秒時間が出来るかも知れない。
「絶対倒れない」事はなくても「倒れるまで時間を稼げる」かも知れない。数秒が大切なんだと思います。
背の高い家具は買わない
背の高い家具は極力置かない様にしています。
一番背の高い家具は納戸の本棚。それ以外はリビングの1メートル20センチ程の本棚が我が家で一番背が高い家具です。(台所除く)
とにかく転倒が一番怖いので、なるべく背の低い家具を置くようにしています。家具を購入する時の我が家の絶対条件です。
食器棚は引き戸タイプ
結婚して食器棚を買う時に、一番に思ったのが「引き戸」タイプを買う事。
我が家は丁度、調理台のすぐ後ろに背の高い食器棚があるので、この中に入っているお皿が落ちて来たら大変な事になってしまいます。
もちろん「引き戸」でもガラスを割って出てくる事があるでしょうが、ガラスが割れない限りは扉タイプより安心出来ると思っています。
今は随分性能が良くなっており、扉タイプでもロックが掛かる物もあるようですね。もし扉タイプでロックも掛からないなら、取り付けタイプのロックを付けると良さそうです。
見える収納は極力しない
極力、物をしまいこんでいます。ちょっと殺風景な程。
よくインテリアの雑誌なんかで本を壁一面に並べていたり、綺麗な器をオブジェの様に並べて飾っているのを見て激しく憧れるのですが、グッと我慢して極力表に出さないように収納する様にしています。
以前大きな地震を経験した人が「調理台の上に置いていた包丁が飛んできた」と聞いて、無茶苦茶怖く感じました。お皿も大きな地震だと飛ぶそうです。極力すぐにしまうようにしています。
テレビ台等のAV機器の固定
テレビ台やコンポ等、高価で重い物は耐震ジェルを使って固定しています。
地震に備えて準備しているもの
家族構成等によって随分違うと思いますが、我が家が準備しているのはザッと次の通り。
- 食料
- 水
- 手動式ランタン
- 懐中電灯
- 簡易トイレ
- 持ち出し用リュック
- 寝袋
【食料】
昨日確認したら賞味期限が切れてる物があり、ちょっと焦りました。慌てて再購入しました。
【水】
暑くなって来たので常備していた物に追加で購入しました。
一ケースは賞味期限切れでしたが、多分今年いっぱいは大丈夫なハズ。飲めなくても、洗い物や、体を拭いたりする時に使えると思って取っています。
【手動式のランタン】
色々探して購入した物で、明かりと、ラジオと、携帯の充電を手動で確保出来る1つ3役タイプ。付属のケーブルは私の携帯には使えませんでしたが、私の携帯のケーブルをランタンに繋げる事が出来るので問題なしです。
懐中電灯、ラジオ、携帯の充電が太陽光で出来るタイプのランタンもあすので太陽光で充電できる物の方が良いかも知れません。手回しは結構体力を消耗する、と聞いたので、今から買うなら手回しと太陽光、どちらからでも充電できるタイプを私なら購入します。
【懐中電灯】
各ベッドのすぐ傍にスリッパと懐中電灯をセットで置いています。夜中に地震が起きて停電すると、明かりがない中での避難は大変だと本で読んだので、今年に入ってから各ベッドに取り付けました。
特に子供は暗闇が怖いと思うので、明かりがあると安心かと思います。
スリッパは就寝中に地震が起こると裸足なので、物が散乱した部屋を歩くのが危ない、と言う意味で懐中電灯とセットにしています。
また、1階の避難場所であるダイニング下にも懐中電灯をセット。
玄関先にも懐中電灯を置いています。こちらの懐中電灯は今年になって買ったのですがなかなかの優れもので、手に取るとスイッチを押さないでも電灯がつくようになっています。
やたらと家に懐中電灯がありますが、地震が夜中に起きたり、停電すると大変なので何か所かに分けて置いています。
【簡易トイレ】
私と息子はトイレの回数が多いので、トイレに関しては人一倍敏感。
自宅のトイレを利用した凝固剤のついた簡易トイレセットや携帯トイレだけでなく、いざとなれば避難所や車の中でも使える様に簡易トイレも車に準備しています。
座れる簡易トイレさえあれば段ボールで壁を作ったり、手持ちのポップアップテントの中でも使う事が出来るので、これを購入してちょっと気持ちが楽になりました。
とにかく、トイレは大事!
【持ち出し用リュック】
家族4人分のリュックを用意しています。
子供用のリュックには、首からぶら下げるタイプの電灯をセットしています。夜に避難場所に移動する時は、リュックを背負い、首から電灯をぶら下げて歩くようにさせるつもりです。これだと手に懐中電灯を持たずに済むので子供は楽かと思い、ペンダントライトを用意しました。
【寝袋】
昨日、地震が起きてから直ぐに購入しました。(そして、もう届いた!)
普段使わないので、私にとってはハードルが高い買い物でしたが万一避難所で寝る事になると必要かと思い購入しました。
我が家の指定避難所は体育館。寝る時は床の上に直接毛布をひいて寝ます。大人はともかく、子供はグッスリと寝るのが難しい。寝れないと、体力が落ちて風邪をひきやすくなる。とにかく息子は扁桃腺が弱いので、なるべくゆっくりと休めるようにしてやりたいと購入。マットも欲しい所ですが、考え中。
見直しが必要だと思った点
照明はランプ型よりシーリングライト
現在、リビングではつるすタイプの照明を使っています。
でも、地震が来るとかなり危ない事を実感。照明、揺れてました。
日中家にいる時に地震が起こると、このライト下にあるダイニングテーブルで避難する可能性がかなり高いです。落ちてくる可能性があるので、ピッタリと天井に固定された証明への買い替えを検討しています。
外にある物置の置き場所
道路を背に、物置を置いています。壁もなにもないので、万一倒れたら通行している人に危害を及ぼす可能性が非常に高いです。
庭が狭く、この方向しか置けないので取り合えず置いているのですが、危ないと思っています。背の高いタイプなので、配置を変えれないとなれば低いタイプに買い替える事も検討しなくてはいけません。
子供達やお友達もこの物置の周辺でしょっちゅう遊んでいるので早急に考えなくてはいけません。
地震の対処を明確にする
突然やって来る災害に冷静に対処できる自信が私には全くありません。
なので、実際に地震が起きた時に取るべき行動の優先順位を紙等に書いて壁に貼るつもりです。
例えば
- 机の下に隠れる
- 揺れが治まったら出入口の確保
- 水の確保
- テレビやラジオを付ける
等。
地震の状況によって優先順位が前後するかも知れませんが、やる事を明確にする事で後の「やっておけば良かった」を少なくする事が出来そうです。
ゆうゆう的まとめ
南海トラフ巨大地震の話が随分前からされています。話しに聞く度に、各地で地震がある度に少しずつ備えて来ました。
それでもまだ色々と改善したり、買い足したりしたい物があります。
防災用品は買い出したら切りがないので、何処まで買うか、他で代用できる物はないか工夫が必要だと思います。
私は現在専業主婦で時間があるため、家にはカップ麺や冷凍食品を一切置いていませんでしたが今日防災用に購入しました。災害が来れば、食事を作るのも至難の業。子供がいれば「お腹空いた~」は待ったなしなので、柔軟に対応したいと思っています。
震災があったら子供はやはり、親が一番の頼り。出来る時に、出来る準備をしておこうと思います。
ゆうゆうでした。