2020年から小学校でプログラミングが必修科目となりました。
子どもに経験させてみたいけど、なんだかムズカシそう。
そう思っていたとき、縁あって小学2年生の息子にプログラミング体験をさせる機会がありました。
思ったよりも子どもも楽しめ、私自身もプログラミングに対するイメージがかわりました。
今日は、子どもが体験した「Coder Dojo」というクラブの感想をご紹介したいと思います。
プログラミングってなに?
プログラミングとは、コンピューターにさせたいことをコンピューターの言葉(言語)を使って指示することです。
つまりはコンピューターの命令書。
身近なスマホもゲームもぜ~んぶプログラミングで動いているんですから、プログラミングに詳しくなれば自分でいろいろできそうですよね!
プログラミング教育の必要性
「そんなコンピュータへの指示を小学生から習わせるの!?」とアナログな私からすれば驚きですが、これからはコンピューターなしの生活は考えられなくなっています。
その一方で、IT人材が圧倒的に不足することが経済産業省の調べでわかっており、早急なIT人材の育成が必要とされています。
将来、プログラミングが書けないとできない仕事もどんどん増えていきそうです。
無料のプログラミングクラブ「Coder Dojo」
今回、息子にプログラミング体験をさせたのは無料でプログラミングができるCoder Dojo。
Coder Dojoとは7歳から17歳の子どもを対象としたプログラミング道場(以後クラブ)です。
2011年にアイルランドで始まり、今では世界で75か国、日本では106以上のクラブがあるんですよ。
活動はボランティアで運営されており、世界中の子どもたちにプログラミングを学ぶ機会を与えるために無償で行われています。
CoderDojoは「教室」ではないため教科書はありません。
あくまでも「クラブ」として活動しており、同じようにプログラミングに興味のある子どもたちと切磋琢磨する場を提供している、といった感じです。
Dojo内には数人のボランティアスタッフがおり、アドバイスをしてくれたり、作ったプログラミングを発表したりすることができ、みんなが自発的に活動しています。
教室がある場所はCoder Dojo のHPで確認できるので見てみてくださいね!
息子の初めてのプログラミング体験
パソコン自体ほとんど使ったこともない息子。
なにをするのかもよくわからないまま、私に連れられやや緊張気味。(笑)
Dojoでは「Scratch」(スクラッチ)と言うプログラミング言語学習環境を使って自由にプログラミングを進めて行きます。( Scratchのサイトへアクセスすると無料で使用できます)
と言っても、いきなり右も左も分からない子どもに「好きにやってね」と言ってもどうにもできないので、全くの初心者の息子にはメンター(ボランティアの先生)が基本操作を教えてくれました。
自分のやりたいようにやり、わからない所はメンターに聞いて解決していく方法でプログラミングを学べるようになっています。
1時間もすれば、自分で画面の中のキャラクターを動かせたり、背景を変えたり、音を出したりできるようになっていました。
子どもって、凄い!
終了後の発表会
私たちが参加したクラブでは、プログラミング終了後に希望者が作成した作品を発表する時間がありました。
メンターに「発表したい人」と聞かれると、沢山の子ども達が「はい!」と手を挙げていてビックリ!
みんな積極的~!
自分の作り上げたプログラムを、皆に見てもらいたくて仕方がない様子。自主的に学ぶと子どもって積極的になるんですね~。
大勢の前で子どもたちが発表する姿は堂々として「スゴイ」の一言。
工夫したところや苦労した箇所の振り返ったり、メンターから改善点のアドバイスを受けたりして大人さながらでした。
また、時間終了後にはDojoから「Ninjyaステッカー」というシールがもらえます。
このステッカーを集めるのも楽しみの一つで、たくさん集めている子どももいました。
ゆうゆう的まとめ
生まれて初めてプログラミングを体験した息子は、帰りの道に何度も「プログラミングって面白いなぁ」と言っていました。
自分の選んだキャラクターが思ったように動かせるプログラミングは、強烈な印象だったようです。そして、何よりも「楽しい!」と思ってくれたのが一番の成果でした。
主体性を持って、自ら考え、作り上げていくプログラミング作業。
小さな達成感が何度も味わえるので、将来の備えとしてはもちろん、子どもの自信を育てる上でも役立ちそうです。
プログラミング教室の体験はあちこちでできるので、興味があればぜひ体験させてあげてくださいね。
きっと親が想像するよりも、子ども達はずっと楽しい時間を過ごすと思いますよ!
ゆうゆうでした