『ゆうれいたんていドロヒュー』シリーズをかりてきました。
「 妖怪、幽霊、地獄、探偵」と子供が好きそうなキーワードがいっぱいのこの本は、ゆうれいたんていが主人公。
人間とゆうれいが協力しあって事件を解決するというストーリーが面白く、「自分たちの元にもドロヒューが来たら・・・」な~んて子供は思いながら読んじゃいますよ!
学んで遊べる本なのですが、どんな内容なのかご紹介しますね。
それでは今日は、『ゆうれいたんていドロヒュー』シリーズ、いってみましょう!
対象年齢
小学生低学年~
出てくる漢字は「白」「男」「魚」等、低学年で習う漢字ばかり。
ひらがながほとんどなので漢字が苦手でも読みやすく、1年生にピッタリの本ですよ。
10秒で説明ドロヒューシリーズ
地獄の探偵ドロヒューが、相棒のコウモリ「バットン」と人間の双子の兄妹「まこと」と「みこと」と協力しあいながら、地獄から逃げ出した妖怪たちを捕まえるお話。
学んで遊べるドロヒューシリーズ
ストーリーの中で、パズル、迷路、形あてクイズなどの図形的な物や言葉遊びが多く出てきます。 ゾロリやミルキー杉山シリーズとはまた違ったクイズで、どちらかと言えばより知育的な感じがします。
著者の山本さんは保育書なども書かれているので、楽しみながら子供の脳の発達を促すような本にしてるのかも知れません。
お話にはドロヒューの雇い主「えんま大王」が登場したり、えんま大王の娘で地獄一可愛いエマーヌ姫も出てきたり。脇役もパンチがあります。
本のクイズに答えられなければ「舌を引っこ抜くぞ!」とえんま大王が言ったりするので、読み聞かせている5歳の娘は怖いようです。(笑)
ドロヒューシリーズの著者
話も絵も山本省三(やまもとしょうぞう)さんがかかれています。
横浜国立大学で児童心理学を学ばれています。
卒業後はコピーライターとして活躍しながらイラストレーターのスクールに通い、そこで出会った絵本に感動して絵本作家への道にすすんだそう。
赤ちゃん向けの絵本から高学年向けのノンフィクション、保育書まで手がけ、多くの人気作品を生み出しています。
日本児童文芸家協会常務理事もされており、「理事」と聞くと堅苦しいイメージがありますがとても優しそうな素敵な方です。
ドロヒューシリーズは何巻まで出てる?
ドロヒューシリーズは2017年6月現在、シリーズ15の『かくされたもじのひみつ』まで出ています。
言葉遊びが沢山出て来そうなタイトルですね!
ゆうゆう的まとめ
漢字も少なく、絵がたくさんあって低学年の子供にぴったりの本だと思います。
図形のクイズなどがあるので、年長の娘も読み聞かせでクイズを楽しんでいました。
読むまではどちらかと言えば男の子を対象にした本なのかな、と思っていましたが、霊力を持った双子の妹みことちゃんが重要なドロヒューとの人間の架け橋をしているので女の子も楽しく読める本だと思います。
それにしても、ゆうれいと人間が協力しあうって面白いですよね。
まるでゲゲゲの鬼太郎のようだと思いました。
機会があれば、手に取ってみてくださいね~。
ゆうゆうでした。