北海道家族旅行で星野リゾートトマムに泊まりました。
ホテル周辺で子供のアクティビティを豊富に用意してくれるので、まさに私たちのような子供連れにはピッタリ。
トマム駅からはホテルが全列車の発着に合わせて送迎してくれ、ホテルまでの乗車時間もわずか5分~10分。
短い時間だったので負担にならず助かりました!
それでは楽しかったトマムでの思い出を中心に、星野リゾートトマムについてご紹介したいと思います。
Contents
星野リゾートトマムとは
星野リゾートが運営する北海道苫務にあるリゾートホテルです。
アクティビティーが充実していてるので長期間の滞在でも飽きることなく遊べます。
なかでも子供向けのGAOアクティビティー(後述)はファミリー層から非常に人気が高く、私たちも利用したのですがメチャよかったですfa-heart
「ザ・タワー」と「リゾナーレ」何がどう違う?
ホテルは「ザ・タワー」と「リゾナーレ」の2タイプがあります。
どちらに泊まった方がよいのか迷っている方もいるかと思うので、大まかに説明しますね。
≪ザ・タワー≫
通常のベッドと低床タイプのベッドあり。
ファミリータイプの部屋は低床ベッドなので小さな子供でも安心。なかでもファミリーフォース以上になるとお風呂、洗面台、お手洗いが2つあり、とっても便利。
≪リゾナーレ≫
全室100平米以上。ペットと泊まれる部屋(4室のみ)がある。
全室ジェットバス、サウナ付きで内装もラグジャリ―。
「ザ・タワー」はファミリー向け、「リゾナーレ」はグループやカップル、女性同士のお泊り向けだと思いました。
実際、子供向けのアクティビティを提案する「GAOアクティビティーセンター」や託児所(5日前までに予約)はタワー内にあります。
そのため、6歳、4歳児がいる私たちはタワーのファミリーフォース(家族向け4人部屋)に。
お風呂やお手洗いが2箇所あったので一度にお風呂に入れたり、おトイレも我慢させることなくでき便利でした。
ただ、部屋は古くてビックリ。
壁や天井の壁紙がはがれかかっていたので「ホンマに星野リゾートか」と思うほど。
星野は経営不振になったリゾート施設や温泉を買い取って再生させているので、色々のようですね。
アメニティも必要なものは揃っていましたがお洒落でもなんでもなく、ガッカリ。
リゾナーレのアメニティはポーラ製品みたいですね。
「ザ・タワー」もそれなりのお値段ですが、部屋はあまり期待しない方がいいかも。
トマム内での移動
星野リゾートトマムの中はとても広いので、エリア内で無料のバスが運行されています。
レストランやホテル(タワーやリゾナーレ)、リゾートセンターなどを15分毎に走っていて移動に便利です。
私達もメチャ利用しました。
ベビーカーを利用する場合は前方からの乗り降りすると、運転手の方が手伝ってくれますよ。
トマム内での食事
敷地内には沢山のレストランがあります。
【ホテル内】
タワー内のレストランはファミリー向け、リゾナーレは少し大人向けのテイスト。和食のお店やイタリアンのお店などがあります。
【別棟】
「ハル」と「森のレストラン ニニヌプリ」というビュッフェレストランの棟が2つあります。どちらもタワーからは室内を通って徒歩で行けます。
【フォーレスタ―・モール】
飲食店が11店舗入ったモールがタワー近くにあり、海鮮居酒屋や天ぷら・お寿司、ジンギスカン料理、ワッフルなどのスイーツを取りあつかったお店もあります。
【ミナミナビーチ】
ビーチ内にカフェやBARがあり、食事を気にすることなく一日中ビーチにいられます。
利用したレストラン
夜:ニニヌプリ
朝:ハル
昼:ハンバーガー(モール内)
夜:櫻(天ぷら・寿司)(モール内)
朝:ミカク(ザ・タワー内)
夏休みや冬休みなどのハイシーズンはどのレストランもめちゃ混みます。
食事はリゾート内で済ませる人がほとんどなので、少し時間がズレただけでオソロシイほど待たないといけなくなります。
レストランへは早めに行ってくださいね!
下の写真はビュッフェレストラン「ニニヌプリ」。
森のレストランというコンセプト通り、森の中にあって雰囲気抜群でした。
でもこちらのレストラン、タワーから続く薄暗い謎のホテル内の廊下を歩いて行くんです。
メチャ怖かった。
食事内容は普通の和洋中のビュッフェでしたが、唐揚げやポテトやらあったので子連れには間違いないと思います(笑)。
味やメニューよりも、
とにかく凄い人、人、人!
チビッ子たちを連れた家族連れでごった返していました。
食事は3日目の朝食で食べた「ミカク」が私は一番美味しかったので、ぜひ食べにいってみたくださいね~
GAOアクティビティー
星野リゾートが開催している子供向けの様々なアクティビティーです。
受付はタワー内のカウンターで行われます。
ツーリングやカヌー、クラフト体験など楽しいアクティビティーが満載!
アクティビティーや対象年齢などはHPでチェックできるので確認してみてくださいね。
私たちが利用したアクティビティー
空知川ファミリーラフティングを体験しました。
子供はもちろん、私もラフティングは生まれて初めて。
「ちょっとしたライフジャケットを着てボートに乗るんだろう」くらいの軽い気持ちで参加したのですが、アレよアレよと言う間に水着の上からスエットスーツを着てラフティングのスポットへ。
6歳の息子はいざ知らず、4歳の娘はウェットスーツとヘルメットをかぶった辺りから「何するの?」とちょっと不安そうな表情を見せていたので心配していたのですが、漕ぎだすと
大喜びっ!!
「きゃ~!!♡」とザブンザブンと前日の雨で増量した川の水の流れにもおくするコトなく大興奮。
「ファミリーラフティングって、もっと気軽な感じじゃないの!?」と何度も心の中で叫びながら、空知川へボートは漕ぎだして行きました。
チビ助二人は泳げないので落ちないかとハラハラ。
私自身も泳げないので、落ちたらどうなるのかとドキドキ。
そんなコトは全く意にしないガイドさんは「は~い、次流れの早い場所になるからね~」「大丈夫、大丈夫~」と終始ほがらか。
最初、ガイドさん同士の会話が全く聞き取れず、
「あぁ、きっとアイヌの人たちなんだなぁ」なんて思っていたら、
なんと、
タイからやって来たそう。
何でやねん。
ラフティングの終盤で休憩があり、親は魚釣りをさせられます(強制)。
その間、子供たちはボート周辺で遊んでいるんですが、ガイドさんもほとんど見ておらず野放し状態。
浅瀬だったんですが、気になって気になって仕方がありませんでした。
親が魚釣りする姿や川で遊ぶ子供たちをガイドさんが撮影し、のちにデータ販売されます。
なんて商売上手。
防水カメラ持参の私たちは写真は購入しませんでしたが、カメラを持ってなかった人はほとんど買っていました。
データは結構高かったので、防水カメラを持っている人はラフティングに持っていってくださいね。
家族全員、初めてラフティングを体験しましたが、と~っても面白かったです。
子供たちは「もっとしたい~!」と駄々をこねるほど大好評でした!
通常のラフティングよりゆるやかなコースなんだそうなので、初心者におすすめです。(私は十分コワかった)
自然遊びレンタルグッズ
広いトマムのエリア内は、自由に探検できます。
歩くだけでも楽しいですが、網などのレンタルグッズを借りるともっと楽しめますよ。
予約なしで直接カウンターで申し込めます。(料金500円)
数に限りがあるようなのでタイミング次第。
「森の探検セット」「水中観察セット」の2種類あり、私達は滞在中どちらもレンタルしました。
- 虫取りあみ
- 虫かご
- バードコール
- 熊すず
熊よけの「熊すず」っていうのがリアルで怖い。
森の散策道には熊の爪痕が残った木があり、ビビりまくりました。
- 魚用あみ
- ざる
- 鑑賞用入れ物
- 水生昆虫説明ファイル
- 箱メガネ
- 偏光メガネ
エリア内には川や小さな池などもあり、ちっちゃな魚を見つけることができます。息子は大喜びでした。
在庫があれば長靴も貸してもらえますよ~。
トマムの森の遊び方
前述のGAOアクティビティーのほかにも、トマム内には遊ぶ場所(アスレチック)が沢山あり、
こ~んなブランコや
こんな遊具
こんな遊びや
こんなコトなんかもできます。(なにやっているねん、娘よ)
そのほかストライダーコースがあったり、エゾサンショウウオの池でエゾサンショウウオを捕まえたりもできます。(持っては帰れません)
アスレチックはタイミングによって一部使えないこともあります。
私たちは頂上付近にある「ホダ木迷路」と「牧草の迷路」が迷路の一部が壊れていてできませんでした。
メチャクチャ頑張って山の斜面をモクモクと登ったのに、なにもできず。
疲労感、半端なかったです。
トマムの森の注意点
トマムの森で気付いたことを3点ご紹介しますね。
- ロープウェイは登りのみ
- トイレはない
- 長ズボン着用
ロープウェイは登りのみ
ロープウェイは登り専用で下りはありません。
私たちは登りを遊具で遊びながら歩き、下りをロープウェイで降りるつもりだったので、頂上についてから登り専用ロープウェイということに驚愕しました。
しかも息子も私もおトイレに行きたかったので下りは2人で駆けおりました(笑)。
森にトイレがない
トマムの森にトイレはありません。(あえて大文字)
トイレが近い私と息子にとっては恐怖でした~(笑)。
中腹にも、頂上にもありません。
必ず遊びに行く前に、館内で済ませておいてくださいね!
長ズボン着用
場所によっては草がかなり伸びていました。
マダニがいる可能性もあるので、長ズボン着用をおすすめ。
息子は半ズボン、娘は七分丈のレギンスで部屋を出発してしまい、途中で「長ズボンを着用させるべきだった!」と気づきハラハラしました。
父の畑友達がマダニにやられ、1週間以上入院したコトがあります・・・。
とくに子供はマダニに咬まれると重症化することがあるので、親御さんが長ズボンなどをはかせて注意してあげてくださいね!
ミナミナビーチ
夫は「何もトマムまで来てプールに入らなくても」という感じだったのですが、ホテルにプールがあるのを知っていたため、一応水着を持って来ていました。
北海道だけど滞在中は意外と暑く、陽射しもきつかったので2日目のお昼からはミナミナビーチへ行ってみることに。
これが、
無茶苦茶良かった!
このビーチは波のあるビーチなのですが、時々「荒波タイム」が出現するんです。
そう、ザブンザブンと大きな波がきて、浅瀬は足がもつれそうになるほど。
これが子供たちに大うけ!
私は泳げないのでかなり怖かったですが、子供は無料でアームヘルパーとライフジャケットがレンタルでき、大喜びでザブンザブンの中で遊んでいました。
また、ボールや浮き輪、ボートなどもレンタル出来るので(1,000円~1,500円)本格的にプールで遊べました。(水着のレンタルもあり)
プールを利用した後はプールと繋がっている「木林の湯」という露天風呂に入浴できるんですが、宿泊客は無料です。
ここでついでに入っていけば、体をふくのが一度に済んで、あと楽ちん。
ぜひとも入って帰ってくださいね~
星野リゾートトマムの感想
宿は古びた感じだし、アメニティーも普通だったので、宿や食事だけ比べるならJRタワーホテル日航札幌の方が断然よかったです。
けれどもさすが、リゾートホテル。
エリア内で思いっきり遊べる工夫がされており、アクティビティーが充実していて子供連れには大満足でした。
1箇所の滞在で、子供が喜ぶことがトコトンできる。
星野リゾートトマムはそれを可能にしてくれる場所でした。
皆さんも、機会があれば、ぜひとも遊びに行ってみてくださいね!
ゆうゆうでした。
あわせて読みたい