完全有機栽培のお茶を作っている葉っピイ向島園を知っていますか?
食の安心、安全はもちろん、環境や生きるもの全てを考えてお茶づくりをしているお茶の農家さんです。
向島園は、漫画『美味しんぼ』にも載ったこともあるんですよ。
それでは今日は、葉っピイ向島園をご紹介したいと思います。
葉っピイ向島園ってこんなお茶園
昭和57年から完全無農薬、無化学肥料のお茶を栽培から販売までしている農家さんです。
無農薬のお茶を育てている農家さんもはいますが、中でも葉っピイさんは、それをとっても分かりやすく発信してくれているんです。
1つはお茶を届けてくれる時に添えられるお手紙。もう1つは春と秋に発行される「Happy Letter」と言う冊子。
書かれているのは次のような内容です。
- その年のお茶がどんな風な出来具合だったのか
- 現場の様子(写真なども)
- お茶の効用や美味しい入れ方など
お茶についての様々な話が載っていて、届くのが楽しみなんです。
お手紙や冊子により、茶葉やお茶を作っている人達の様子が伝わってきて、手元に届いたお茶が特別なものに感じます。
また、園主の向島さんも、スタッフの方たちも若い人ばかり。
若い人たちが力を合わせ、環境にも、食の安全にも配慮したお茶を作っていることを知ると、自然と応援したくなります。
地上にあるすべて一つ一つが自然の仕組みの中では掛け替えのない役割を担っているのではないでしょうか。
人間以外の生命の生存は、ある意味で全て人間に委ねられているのです。同じ地球を構成する生き物なのに、「何をしてもかまわない」正しさの基準を人間中心に定めて良いものなのでしょうか?
2019年春『Happy Letter』より
私自身が大阪の田舎育ちのせいか、祖父母が「ポツンと一軒家」みたいな場所に住んでいたからか、「風の谷のナウシカ」の大ファンだからか、あるいは写真家の星野道夫が好きだからか分かりませんが、いつも「自分も自然の一部なんだ」と言うことを意識しています。
だけど便利な生活やモノを手放すことは正直難しい。
でも、向島園のような取り組みをしている人達の商品を買うことによって、彼らの取り組みを応援することはできます。
そして、何より葉っピイ向島園のお茶は美味しい。
私も虫や動物、木々などと同じように地球の恩恵を受けて生きている。
作り手であり販売者でもある向島園も、安心、安全なお茶を飲む私も、虫や動物や木々までもハッピーになれる。
まさに、ウィンウィンの関係。
美味しいお茶でみんながハッピーだなんて、最高!
葉っピイ向島園のお茶は一部のドラッグストアや無印の諸国良品、通販でも取り扱っています。
新茶の季節です。
機会があれば『葉っピイ向島園』の美味しいお茶を飲んで、ぜひともハッピーになってくださいね。
ゆうゆうでした。