大人気の『鬼滅の刃』。
小学5年生の息子の友人が漫画やアニメを見ているようで、「自分も見たい」と言い出しました。
以前から仲のよいママ友が「漫画、貸してあげるよ~!」と会うたびに言ってくれていたので貸してもらうことにしました。
子供と一緒に読んでみて、小学生の子供が漫画やアニメを見ても大丈夫なのか感想をのべたいと思います。
それでは今日は『鬼滅の刃』、いってみましょう!
『鬼滅の刃』のあらすじ
福岡県出身の吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)さんの作品で、週刊少年ジャンプで2016年11号から2020年24号まで連載されました。
ちなみに吾峠さんは女性だそう。
小学生でも読んで大丈夫?
基本「鬼狩り」のお話なので、ハードな描写がかなりあります。
最初の数ページ目で家族が惨殺されており、
と思いながら読み進めました。
鬼たちは人食い鬼なので、人が食べられるシーンがあったりして恐怖。
一方、鬼狩りする方も鬼の首を切って退治するのでグロテスク。
と思いました。
でも、小5の息子のお友達の大多数は読んでおり、読んでいない息子は一生懸命イラストだけ真似して描いてる。
なんか、可哀そすぎる。(涙)
というワケで「怖くなったら読むのをやめてね」と言って読ませてみました。
結果・・・
めっちゃハマってます。
怖いけど、まぁ許容範囲のよう。
小学校高学年なら大丈夫なのかな、と思いました。(個人差はあると思いますが)
小学3年生の娘にはギリギリ許可
小3の娘には最初は読ませていませんでしたが、途中から様子を見つつ許可しました。
お兄ちゃんのハマり方が凄すぎて、2人の会話が成立しにくくなったため。(笑)
本当は娘には欲しくないんですが、仲良しのお兄ちゃんが楽しそうに読んでいるのを横目に我慢させるのが難しくシブシブ許しました。
えぇ、娘もハマってます。
娘は内容までよく理解しておらず、出てくる女の子が可愛くて強いのと、伊之助たちのハチャメチャぶりが面白いのがいいみたいです。
小学生でも読んでよいと思った理由
鬼のシーンや退治する場面の描写はかなりグロテスク。
小学生にはどうかなぁ、と正直思います。
ただストーリーとしては主人公の「優しさ」という芯が一本通っていおり、これが大きかった。
家族愛や友情、尊敬、強さへのあこがれ。
色々面白さのポイントはありますが、私的には主人公の炭治郎の優しさや柱たちの過去、鬼が人間だったころのエピソードなどが魅力的でした。
狩るがわにも、狩られるがわにも物語がある。
そういった意味で、鬼狩りの話なのにストーリー全体がどこか優しさと哀しさを感じさせる内容となっています。
あとコミカルな描写も沢山あり、グロの後にギャグでフォローしている側面があると感じました。
低学年にはすすめない
ただ小学生低学年にはおすすめしません。
理由はやはり、殺し合いのシーンが多いから。
ちょっと前までアンパンマンを見たり、ハードな戦いでも誰も死なない戦隊ヒーローものを見ていた子供たちにはハードルが高すぎると思います。
視覚から受けるインパクトは大きいと思うので、私なら見せないです。
アニメが深夜放送だった理由?
『鬼滅の刃』は過去にアニメ放送を深夜にしており、Amazonプライム会員の我が家では現在プライムビデオでアニメを見ることができます。
これまた息子に
と強く言われたので、見せる前に一度夫が視聴しました。
夫の感想は、
内容は全く漫画と同じで「ギリギリライン」と言うことだったので許可したのですが、一緒に見ていて血の気が引きました。
小3の娘には即禁止。
確かに内容は漫画と一緒なんですが、カラーになるのでよりグロテスクになるんです。
真っ赤赤の血が飛び散ります。
しかも、殺し合いのシーンが漫画で読むより長い。
もともと『鬼滅の刃』のアニメは深夜放送だったのは、ファンの年齢層や殺し合いのシーンがよりハードになるからでは?と思いました。
というワケで、現在息子にはアニメ視聴は妹が不在で親がいるときにのみ見せています。
映画化も決定していますが、殺し合いのシーンを小学生に大画面で見せることには抵抗があるので、子供たちには見させない予定です。
ゆうゆう的まとめ
もともと『鬼滅の刃』を読ませる気がなかった私。
多くのお友達が読んでいたことと、たまたまママ友から何度も「貸してあげるで~」と言われていたため読ませることになりました。
まさか子供たちがこんなにもハマるとは。
高学年の息子は友達とも鬼滅の会話で盛り上がってるようで、結果としては読ませてよかったです。
先生の連絡帳のスタンプも鬼滅だし、高学年の間ではやっているのは事実。
息子は「全集中」と言いながら、宿題をやってます。(笑)
流行っていても、内容によっては親が見せない勇気も必要。
これから『鬼滅の刃』の漫画やアニメをお子さんに見せようかどうしようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
ゆうゆうでした。