父が甘夏をおくってくれました。
父は山間の畑を借りていて、その季節季節で色々なモノをおくって来てくれます。
今回は甘夏やブロッコリー、大根など。
甘夏は、別に父が育てていたワケではなく、食べた種をポイッとその辺にほうりなげていたら勝手に育ったそう。
黒っぽい部分があったり、白っぽいトコロがあったりして、お世辞にもキレイとは言えません。
でも、一皮むけばとってもキレイな黄金色の果肉が出て来てホレボレ。
肥料を与えるワケでもなく、水をあげるワケでもなく、本当の意味で自然に生った果物なので、お店で売られているよりもずっと酸っぱい甘夏です。でも、とっても瑞々しい。
我が家では、レモンもまるかじり出来るほど酸っぱいモノ好きの息子はさておき、甘夏のほとんどは薄皮をむいてハチミツ漬けにしていただきます。
半日以上おくと果汁とハチミツが馴染んでとっても美味。よ~く冷蔵庫で冷やすのが、より美味しくするコツ。
最近ハチミツは成城石井のモノを使っています。出し口を下にして置くタイプなので、残り少なくなって来てもストレスなく使えるんです。
特殊な口なので、ハチミツも垂れるコトがなく助かってます。ハチミツ、垂れるとベタつくから困るんですよね。
こんな風に父の菜園から恩恵を受けている私達ですが、たまにとんでもないモノも届いたりします。
以前柿(コレも勝手に生えてるヤツ)をおくって来てくれた時は、一口食べただけで口の中がヤラレタ感じでした。
(もう当分何も口に入れれない)
(もはやしゃべるコトすら出来ん)
すんごい渋柿だったんです。
渋柿って、そのまま食べたコトあります??もう、口の中がシュワワヮァ~と強力な酸か何かでヤラレル感すごいんですよ。ホント。
父が「めっちゃ美味しいぞっ!」と大絶賛して送ってきたので、何の疑いもなく食べたんですが、正真正銘の田舎育ちの父の美味しいの基準に騙されました。
本当、子供達が食べてなくてヨカッタ・・・
その他「完全無農薬やからなっ!」と誇らしげに送ってくれる野菜に付いた、直径3センチくらいのアオ〇シや、謎のうごめく物体などなど。
キャベツを一皮めくると「こんにちは!」と急に出てくるので、発見した時は本当に飛び上って驚いています。
そんなこんなで色々ありますが、父の畑から届く野菜や果物は綺麗とは言い難いですが、とっても個性的で、力強く、美味しいです。
もう80歳近くになって来ましたが、まだまだ元気な父。
これからも、楽しく畑仕事をして色んなモノをおくって来て欲しいものです。でも、甘夏は、一度に10個も送って来なくて良いからね・・・
ゆうゆうでした。