大阪堺の大寺餅河合堂で与謝野晶子の大好物のお餅を買ってきました。
堺は千利休が住んでいた街のため老舗の和菓子屋さんがあちこちにありますが、この大寺餅は本当に美味しいんですよ~。
お店の看板商品、大寺餅は地元では「与謝野晶子が好きやったやつな」と言われるほど有名です。
今日はそんな大寺餅河合堂をご紹介しますね!
大寺餅ってこんなお店
店構えはそれほど大きくはありませんが、歴史のあるお店です。
創業はなんと、慶長元年(1596年)安土桃山時代。
大寺餅の「大寺」とは堺の大小路と宿院の間にある開口神社のことで、当時は参拝客にあんころ餅やきなこ餅などを販売していたことに由来します。
与謝野晶子は東京に住むようになってからも、大阪からくる知人には「なにも土産はいらないから大寺餅と四十日芋を持って来て欲しい」と頼むほど大寺餅が好物でした。
また、上方落語の「疝気(せんき)の虫」でも大寺餅が出てきます。
「わたい堺へ行くのが好きでございましてね、 堺へ行くと「大寺餅」ちゅうて、あんころ餅、おまっしゃろ 名物の?そぉですそぉです。」
疝気の虫より
とっても有名なお餅ですよね!
とにかく柔らかい大寺餅
大寺餅は6個500円のセット売り。 1個80円もしないので買いやすいです。
「あんこ」と「きな粉」が3つずつ入っていて1箱で2種類味わえるのも嬉しいです。
お餅にあんこときな粉をまぶしているだけと言うシンプルさですが、これが本当に美味しい。
なんといってもお餅がやわらかいんです。
まさにモッチモチ。
子どもたちも、
と言い、2人してあんこときな粉を一つずつ食べるほどの美味しさ。
使っている材料もシンプルで、もち米、小豆、砂糖、きな粉など昔からある安心できるものばかり。
子どものおやつにもピッタリです。
みたらし団子も超おすすめ
桜餅、草餅、三食団子など、どれも美味しいですが、そんな中でも私の一番のおすすめは
みたらし団子!
1本100円。
注文すると、その場で熱々のみたらしのタレにドボンッ!とつけてくれます。
これ、本当に美味しいんですよ!
熱々のタレにつけてくれるのでお餅がさらに柔らかくなって本当にとろける美味しさになるんです。
よく子どもと1本ずつ買って歩きながら食べてます。タレが服につきそうになるんですけどね。(笑)
高島屋堺店でも購入可能
もし直接本店に行くのが難しい場合は、南海高野線堺東駅と直結している高島屋2階のお菓子売り場に大寺餅河合堂さんが入っています。
ここだと迷いようがありません!
本店まで行くのはちょっと面倒だけど大寺餅を食べてみたいなぁ、と思ったら、高島屋で購入してみて下さいね。
2020年1月追記高島屋内から撤退しています。
大寺餅の基本情報
大寺餅河合堂の基本情報です。
大寺餅河合堂へのアクセス
◇ 大寺餅河合堂の地図です。
- 【車】大浜I.C.より約5分
- 【電車】
南海本線「堺」駅阪堺線「寺地町」駅かきく
専用駐車場はありませんが近くに有料駐車場はあります。
お店は英彰小学校の前になるのでわかりやすいですよ。
堺観光ガイドのHPでは南海堺駅から徒歩10分と書かれていましたが実際はもう少しかかると思います。
くるみ餅で有名な「かん袋」も最寄り駅は寺地町駅なので、ぜひともそちらにも寄って帰ってくださいね!
関連記事堺「かん袋」くるみ餅は秘伝の味!アクセスや混雑状況などをご紹介
ゆうゆう的まとめ
派手さはありませんが、素朴な味わいの和菓子のお店です。
「町の和菓子屋さん」と言った感じで、誰でも気軽に買いに行くことができます。
昔、息子がまだ1歳のころ、雪が吹雪いている中お店の前を通っていると、お店の方がわざわざ出て来て傘を差し出してくれたことがありました。
とっても寒い日でしたが感激したのを昨日のことのように覚えています。
そんな素敵で、歴史のある美味しいお餅の大寺餅河合堂。
堺に来たら、お土産に買って帰ってくださいね~
ゆうゆうでした。