「お菓子」や「レストラン」に興味のある6歳の娘のために『せかいいちまじめなレストラン』を借りて来ました。
面白かったようで、普段あまり熱心に読まない娘が珍しく何度も読んでいます。
なにげなく借りた本ですが7か国で出版されている『ぼくはカメレオン』を描いた「たしろちさと」さんの本でした。
それでは今日は『せかいいち まじめなレストラン』をご紹介したいと思います!
Contents
10秒で説明『せかいいちまじめなレストラン』
レストランのシェフ、イタメーニョさんはとってもまじめ。いつも美味しいお料理を作って人々を喜ばせています。お母さんと喧嘩した男の子に作ったものは? 心温まるお話。
対象年齢
・幼児から~
【出てくる文字】
全て平仮名/カタカナ
【1ページの文字数】
30~40文字前後
ほぼひらがなですが、主人公の名前がイタメーニョさんだったり、メニューにカタカナが使われたりしています。幼児でも助けてあげれば何とかなりそうなレベルです。
『せかいいちまじめなレストラン』の魅力って?
美味しそうなお料理たち
出てくるメニューがどれも美味しそう。
- はなよめさんのスープ
- ヤンソンさんのゆうわく
- もりのきのこどっさりソテー
- うっとりハニースペシャル
などなど。
裏表紙にメニューの絵が載っているのですが、どれも美味しそう!
読んでいて、食べたくなるようなメニューがいっぱいでした。(と食いしん坊の私)
まじめなイタメーニョさんの行動が気になる
どういう「まじめ」なのかなぁ、と思って読んでいたのですが、色々まじめです(笑)
「フレッシュりんごジュース」を作るために裏庭に植えているりんごを採って来たり、「うっとりハニースペシャル」を作るためにハチミツを巣箱に取りに行ったり。
と驚愕ですが、何せイタメーニョさんは「まじめ」ですから。(笑)
「あなのなかのヒキガエル」や「おうさまのケーキ」はどんな風にして材料を手に入れるのか無茶苦茶気になりました。
イタメーニョさんの顔が可愛い
基本、イタメーニョさんは無表情です。
まじめ一徹。
目は点で口は一文字に結ばれている。でも、時々ニッコリ笑うことがあり、それがと~っても可愛く思えてしまいます。
温かみのある絵
お話もそうですが、私は絵がとっても好き。
スケッチ用紙の紙の質感が出ており、それがより絵に優しさを与えています。
もちろんシェフの丸顔も可愛い!アンパンマンを彷彿させます。(笑)
『せかいいちまじめなレストラン』の著者について
著者は「たしろちさと」さんです。
たしろさんは大学を卒業後、会社勤めを経て絵本制作を始めた方です。
代表作の『ぼくはカメレオン』は世界7か国で出版されている人気作品。そのほか『5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん』で日本絵本賞受賞、 『ぼくうまれるよ』でブラティスラヴァ世界絵本原画展入選されています。
たしろさんはHPも持っているので興味があればぜひともチェックして見てくださいね。絵本の中も少しですが見れますよ!
ゆうゆう的まとめ
私も食いしん坊なので、お菓子やお料理の物語はとっても楽しく読んでます。
絵本は絵がメインなので、描かれているお料理を見るのは本当に楽しい。
私もイタメーニョさんのお料理が食べたい。
食べ物に興味を持っているお子さんにおすすめの本です。
機会があれば、ぜひとも手に取ってみて下さいね!
ゆうゆうでした。