子どもの親離れは不意にやってくる

小さかった子ども達もこの春で息子は中学3年生、娘は中学1年生になります。

時が流れるのは本当に早く、驚くばかりです。

最近、娘が少しずつ親離れしていっていると感じます。

1つはついこの間まで私と一緒にお風呂に入りたがっていたのに、声をかけてこなくなったこと。

それどころか先日なんて、

今日はお風呂に入浴剤入れるから、1人でゆっくりとお風呂に入るわ~

と、わざわざ「一緒に入りません」宣言されました。

1人で入ったほうがいいんだ、とビックリ。

本当の本当に2、3か月くらい前まではまだ「一緒に入ろう」と声をかけてきてたのに。

 

ほかにもカラオケに誘ったら(←娘が行きたがってたから)、

かぁかと2人?いいわ

と断わられました。(チーン)

息子と3人なら来るんですが、私と2人では行きたくないよう。(涙)

去年はショッピングモールに行ってもまだ腕を組んできたりしていたのに、今は恥ずかしがって絶対にしません。

 

大きくなってきて、ちょっとずつ親から離れていっています。

とっても正常。

とっても普通。

でも、やっぱりちょっと寂しいな。

あんなに「かぁか」「かぁか」と言ってたのに、少しずつ私から離れていくんだなぁ。

そんなことを考えると、子どもが親にピッタリとくっつき、甘える時期なんて一時なんだなぁ、と実感。

赤ちゃんのときはおんぶしたまま家事をしたり、お風呂も一緒、寝るのもぴったんこ。

後追いが激しいときはトイレに1人でいくことすらできず、食事はいつもスプーンで「あ~ん」と食べさせていた。

少し大きくなると毎日のように公園や児童館へ連れて行き、幼稚園は雨の日も風の日も送り迎え。小学校の間は毎日のように宿題を見ていたことがつい昨日のよう。

なかなか寝付かずに苦労したり、ずっと一緒で大変なこともあったけど、今考えると本当に短い間なんだなぁ、と。

可愛いわが子を、思いっきり独占できてたあの日。

子ども達にとって、親が世界の全てだった時。

その時は日々いっぱいいっぱいだったけど、終わってみると子どもと濃密な時間を過ごせた幸せな時期だったんだなぁと、思うようになりました。

「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」と永六輔さんが言ったけど、本当に言い得て妙。

まだまだ可愛くて甘えてくるけれど、少しずつ始まっている子ども達の親離れ。

大人になっていくのは嬉しいけど、ちょっぴり切ない。

私も少しずつ子離れしていかないといけないんだろうな。

同じ屋根の下で子ども達と過ごす今この時を、大切にしていきたいと思ったのでした。

 

ゆうゆうでした。

スポンサーリンク