中学生の息子は運動部に入っています。
もともとそれほど運動が得意なわけではなくインドア派だったのですが、入ってみると楽しいようで「疲れた~」と言いながらも続けています。
大会にも参加させてもらったりしていますが特別目立った活躍をするでもなく、本当に「参加してるだけ」。
そんな息子の様子に対して
「試合に負けたら悔しくないのか?」
「レギュラーに選ばれたくないのか?」
などと思っていました。
私は少しでもサポートできるように食事のメニューを考えたり、試合前に食べたらよいモノをチェックしたりしているのに、どうして息子はノンビリしたものなのか。
そんなモヤモヤを夫に話してみました。
すると、
別に負けたっていいんちゃうん
とのまさかの「負け」OK宣言が!
そもそも息子は運動が得意なわけでもなく、運動部の加入はも体力をつけるために親である私たちが息子に厳命していたことでした。(部は問わず)
なので、夫の中では
楽しく続けてたらいいんちゃうん
とのこと。
確かに「楽しく続ける」が一番。
勉強も、遊びも、部活動もやっている息子。
なにもかも100%にはできない。
運動部に入ってほしかった一番の目的は体力をつけること。
次に、良い仲間を作ること。
息子は中学校の部活に参加するようになって、ビックリするくら体格もよくなり、体力もつきました。
幼稚園のころは毎月扁桃腺炎で高熱を出していたとは思えないくらい丈夫になっています。
ラッキーなことに部活の友人にもめぐまれ、とても楽しく毎日部活に足を運んでいます。
毎日帰ってきて
あ~、メッチャ疲れた~
とリビングに倒れこんでますが、それでも一度たりとも「辞めたい」と言ったことはありません。
試合に負けても、楽しく続けています。
なんとなく運動部の試合では「勝負に負けてはダメだ」「勝たないといけない」と思っていました。
もちろん勝ったほうが楽しいし嬉しい。
人生においては、絶対に負けてはダメな試合だってある。
でも中学生の部活は、少なくとも息子にとっては「勝ち負け」が問題ではないと夫に話すことによって納得できました。
小学生までは頼りない体つきでしたが、部活を続けることによって精神的にも肉体的にも逞しくなってきています。
実は先日、息子が参加した試合を見に行きました。
炎天下の中、汗だくになって頑張っている姿を見て、親バカですが感動しました。
友達の輪も広がり、毎日楽しく部活にかよっている息子。
このまま引退まで楽しく活動してくれるといいな、と思っています。
ゆうゆうでした。