「丁寧な暮らし」にあこがれます。
でも、たまに気合を入れて「丁寧」に色んなことをすると、思ったよりもずっと時間がかかってしまってドッと疲れちゃいうことも。
優雅に、ソツなく「丁寧な暮らし」をしてみたいと思うのですが、なかなか私にはムズカシイよう。
だからと言って、なんでもかんでも簡略化してしまうのもツマラナイなぁ、と思ってしまいます。
たとえば器。
基本的に私が使うのは食洗器でガンガン洗える器を使っています。
食事に使う茶碗やディナープレート、お箸もお湯のみも買うときは「食洗器対応」かどうかが購入の決め手。
正直、できるだけ普段使っている食器は食洗器におまかせしたい。
でも、時々食器棚で眠っている漆塗りのお皿を出したり、お揃いのカップ&ソーサーを出して食事やお茶を楽しみたくなることもあります。
先日、初夏に作っていたイチゴのジャムを使ってビクトリアンケーキを作ったときのこと。
いつもなら大きなマグカップでたっぷりのミルクティーを飲むところ、「せっかくだから」と来客用のカップを出し、手作りしたランチョンマットにセットしました。
素朴なケーキも、いつもより丁寧にセッティングされたテーブルで食べたせいか、とても美味しく、特別に思えるから不思議。
同じものを食べても、ふだん使わないお皿やセッティングによって、心が満たされる感じがしました。
これぞ、「丁寧な暮らし」なのね。
と思っていたら、その後の片づけが面倒で。(笑)
カップやソーサーは食洗器で洗えないし、ケーキのクズが落ちたランチョンマットも布製なので「布巾でふいて終わり!」と言うワケにはいかない。
1人黙々と片付けながら、「丁寧な暮らしは大変だな」とあらためて実感。
それでも、たまには丹精こめて色んなことをしてみたい。
自分の気持ちに余裕があるとき。
体がしんどくないとき。
「丁寧な暮らしをしなくちゃ」と考えず、自分の心と体と相談しながら、「できるとき」に楽しみたいと思っています。
ゆうゆう的まとめ
シンプルな生活が好きです。
でも、手を動かして何かを作ったり、飾ったりするのも大好き。
早く、簡潔にすることをツイツイ求めがちだけど、たまにはゆっくりと時間をかけるのもイイ。
毎日時間をかけて「丁寧」を楽しむには気力も体力もないけど、自分のペースを守りつつ、たまに丁寧な暮らしらしきモノを楽しんでいるのでした。
ゆうゆうでした。