朝起きたら、突然左肩が痛くなっていました。
整形外科へ行くと「五十肩」と診断されました。(私はまだ40代なので四十肩のハズ)
先生の診断と治療方針、発症から日常生活に支障なく腕が動かせるようになるまでの様子をご紹介します。
ぜひ四十肩になった時の参考にしてくださいね!
Contents
四十肩の原因と前触れ(前夜)
四十肩、五十肩は一般的に原因がないと言われています。
でも、
こんな激痛、原因もなくある!?
と思うくらい傷みがひどいものでした。
今回左肩が痛くなったんですが、思えば日ごろからスマホの持ちては常に左手。
特にソファに横になってスマホを見てるときは左手をずっと肩ひじあげた状態で使っており、たまに「左肩こったなぁ」と思うことがありました。(←原因1)
さらに、ここ半年ほど司書資格取得の勉強をしていたため、1日のパソコン使用時間が長い状態でした。(←原因2)
そして運動はほとんどしない。(←原因3)
そんな日々をおくっていたせいか、肩こりが慢性的に。
でも、右肩も酷使してはいたんですよね・・・。
前触れは、なんとなくあった気がします。
夜8時ごろにパソコンを使っているときに、ちょっと左肩に違和感を感じたんです。
それでも、
ちょっとヘンな感じがするなぁ
くらいでした。
四十肩1日目は激痛
朝起きると、「アレ?左肩がメチャ痛い」と思いました。
それでもまだ、自分で服を着がえることはできるレベル。
朝食をとったあたりから肩が痛くて普通の動きはできず。
ちょっと動かしただけでズキッと激痛がはしるので、念のために整形外科へ行きました。
整形外科での診察と治療方針
あまりにも痛く、レントゲン検査をしてもらいました。
結果は骨の異常はなし。
診断は「肩関節周囲炎(=五十肩)」と言われました。
私、まだ40代なんやけどなぁ
肩関節周囲炎とは原因不明の突然の肩の痛みのことで、肩が炎症をおこしてるんだそう。
治療方法はリハビリと言われました。
ほかには、痛み止めの「飲み薬」と「湿布」をいただきました。
リハビリはやってはいけない時期がある
先生は診察後にすぐに「リハビリやって帰る?」と聞いてくれたので、私もそれで傷みが軽減するならとリハビリをやって帰ることにしました。
ところが、コレがいけなかった。
四十肩には「疼痛(とうつう)期」「拘縮(こうしゅく)期」「回復期」があるとされています。
私が病院へいったのはまさに激痛の「疼痛期」。
この疼痛期はできるだけ肩は動かさず、安静にする必要がありました。
ところがどっこい先生にすすめられてリハビリを受けたため、そのあと大変なことに。
炎症をおこしている肩周辺をマッサージしてもらったりしたため、さらに激痛になったんです。(涙)
肩は熱をもってどんどん痛くなり、じっとしていてもジンジン、ズキズキと痛みます。
車を運転して病院へ行ったんですが、左手がほぼ動かない状態になってしまったために帰りの運転をほぼ右手ですることに。
メチャ恐ろしかったです。
痛みがひどい「疼痛期」のリハビリはやめましょう!
1日目にできたこと
リハビリ後はなんとか車を運転して帰ることができましたが、帰宅したらなに1つできませんでした。
服の着脱はできないし、ズボンのホックさえかけれないのでホックのないズボンにはき替えました。
顔を洗うのは右手のみ。
お風呂は娘と一緒に入ってもらい、色いろ手伝ってもらいました。
もちろん家事も何一つできず。
幸い週末だったこともあり、全て夫にしてもらいました。
ありがとう!
ジッとしてても痛いので、地獄のようでした。(涙)
激痛で寝ることがほとんどできず
とにかく痛くて仕方なかったので、もらった痛みどめを飲んで夜は早めに寝ることに。
薬を飲んでも肩を動かすと痛いので、夜中に何度も目を覚ましてしまってほとんど寝ることができませんでした。
なにが一番ツライかったというと、「寝返りがうてないこと」と「肩が痛くない姿勢(角度)をキープできないこと」
この角度、ほんとうに1度、2度で痛いか痛くないかが変わってくるんです。
とにかく痛みの少ない角度でず~っと横たわるのがツラくて。
というわけで、1日目の夜は最悪でした。
四十肩2日目も激痛
朝から激痛。
ジッとしても痛い。
歩く振動でも痛い。
お昼頃からジッと動かなければ痛みがないこともあり。
15時ごろに痛みどめを飲んだらズキズキがおさまり、21時ごろそのまま就寝。
夜中の1時に痛みで目が覚める。
肩にタオルを置いて、抱き枕などを使うけどとにかく痛くない態勢をキープできなくて寝るのがシンドイ。
痛む左肩を上にし、右を向いて寝るしかないけど常に足が重なった状態になるのでそれがまた重くてツライ。足をズラすだけでも肩に響き全く身動きできず。
4時にも痛みで目が覚める。
2日目も、夜は地獄でした。
2日目にできたこと
1日目と同様ジッとしていても痛いので、ほぼ何もできませんでした。
ただ2日目のほうが「経験値」があがっているので、痛いながらも右手でこなせるコトのスピードがあがりました。
靴下をはく、とかそんな程度ですが。(笑)
この日もまだ夫が家にいたので、家事などは全て夫にお願いして過ごしました。
四十肩3日目で痛みが緩和
夜寝にくく、痛みで目が覚めたにもかかわらず、6時に起きたときにはジンジンする痛みがなくなっていました。
腕を動かしたときだけ痛い状態になったので、なんとか布団の片づけも左手をそえて一人でできました。
午前中は比較的調子がよかったこともあり、近所のスーパーに買い物へ。
これが悪かったのか肩全体がこってしまいました。
夕食後には首が痛くなり、お風呂から上がると再びジッとしていても痛みだしたので痛み止めの薬を飲んで就寝。
やはり右側を向いてしか寝れませんでしたが、比較的よく寝れました。
3日目にできたこと
買い物へ行けました。
それまではジッとしていても痛かったので買い物さえ難しかったんですが、なんとか行けました。
ただ、財布からお金を出すのに苦労しました。
レジの人には「左手を傷めててユックリですみません」と断わってお金を出しました。
これまで手伝ってもらっていた服の着脱もなんとか1人でできるように。
ただブラのホックは外せなくて娘に手伝ってもらいました。
四十肩4日目で痛みが軽減
朝起きたら
「痛みがマシになってる!」
とハッキリと感じました。
加湿器になんとか水を入れたり、一瞬だけポットを左手で持つことも可能に。
ズボンのホックもほぼ通常通りとめることができるようになりました。
ただやはり腕を前に伸ばしたりはできず、とくに横へは全くあげれない状態。
それでも痛みはかなり軽減され、寝るときに左肩さえ上にすれば体や腕の角度を気にせずに寝れたので、一番よく眠れました。
すっごく嬉しかったです。
ただ1つ問題が。
左脇にあせもができました。
ずっと動かせずに脇をしめた状態で長時間いるので、左脇がかゆくてかゆくて。
思わぬ副作用でした。
家にあったかゆみ止めのクリームを塗るようにしました。
4日目にできたこと
かなり色いろできるようになってきました。
特に朝にはできなかった両手での洗顔が夜にはできるようになり、嬉しかったです。
四十肩5日目は通常に近づく
かなり通常の動きができるようになりました!
洗顔もできるし、髪を束ねるのもなんとかできました。
洗髪後のドライヤーもようやく1人でできるようになりました。
料理も洗い物もなんとかできるようになりました。
ほぼ通常に近い感じです。
ただ腕を後ろに動かすことはムリでした。
四十肩6日目は寝るのも通常体勢に
服の着脱がしにくい以外はかなり色んなことができるようになりました。
寝るのも恐る恐るですが仰向けで寝れました!
仰向け、サイコー
ただ違和感はまだ強く、腕を後方に動かすのはムリでした。
四十肩7日目でほぼ通常に
1週間たって、ようやく通常に近くなりました。
まだ腕を後方に動かすことは痛くてできませんが、日常生活をおくるには問題ないレベルにまでなりました。
「四十肩は長引く」と聞いていたので、思ったより早く腕を動かせるようになってよかったです。
四十肩1か月目で完治
1か月ほどたって、完全に治りました。
後ろに手を回しても、ひねっても全く違和感なく使えます。
人によったら年単位で不調が続く場合があるようなので、ホッとしています。
ゆうゆう的まとめ
四十肩って「腕を上げるとちょっと痛い」くらいだと思っていたんですが、大間違いでビックリしました。
とにかく尋常じゃないほどの激痛で、2日間は絶望的。(笑)
父も四十肩になったことがあったので色々聞いたんですが、「1週間くらいで治るで」と言っていたのでその通りになりました。
ただ「何回もなるで」と言われたので、戦々恐々としています・・・。
ある日突然やってくる四十肩。
万一なってしまったら、この記事を思い出して「そのうち治る」と前向きにすごしてくださいね!
ゆうゆうでした。