『こまったさん』シリーズを読んだことがありますか?
大人気の『わかったさんシリーズ』が優等生なら、『こまったさんシリーズ』はちょっとヤンチャなお嬢さんのお話です。
主人公のこまったさんがハチャメチャなのが面白く、娘は完全にこまったさん派。(笑)
毎回ドタバタしながら作るお料理はとっても美味しそうで、毎回読んだあとは本のお料理が食べたくなってしまいます。
それでは今日は、とっても楽しい『こまったさん』シリーズをご紹介したいと思います!
Contents
10秒で説明『こまったさん』シリーズ
対象年齢
・低学年から~
【出てくる文字】
全て
【1ページの文字数】
150文字前後
平仮名、カタカナ、漢字と全てでてきますが、小学1、2年生を対象にした本のため漢字は簡単なもの(人、車など)で、全てふりがなつきです。
ほとんどのページに挿絵があるので、字が多い割には読みやすいかと思いますよ!
『こまったさん』シリーズの魅力って?
お料理のレシピ
「こまったさんのグラタン」ならグラタンのレシピ、「こまったさんのカレーライス」ならカレーライスのレシピ、と本によって色々なお料理の作り方がのっていて楽しいです。
昔の本だからか、お料理の本だからか、丁寧に作っています。(こまったさんは、メチャクチャだけど)
お料理のコツが書いてあったり、巻末にはこまったさんが作ったお料理にまつわるお話が詳しくのっているので、大人が読んでも面白いです。
小1の娘はこのページは読まないけど。(笑)
ハチャメチャで面白い!
「こまったわ」が口癖のこまったさん。
「本当に困った人やなぁ~」と読んでいて思うほどハチャメチャすることがあります。
お料理道具を投げたり、九官鳥のムノ君にメチャクチャ言ったり。(笑)
それが面白い!
おっちょこちょいで、思わずクスッと笑ってしまうようなことを毎回するので、娘はいつも笑いながら読んでいます。
洋服が可愛い
こまったさんの服も毎回楽しみにしている1つ。
ラーメン屋さんではチャイナ服を着たり、グラタン作りでは赤いセーターにモノトーンのロングタイトスカート。
初めてこのシリーズを読んだのは「カレーライス」でしたが、ピンクをメインとしたカラフルなエプロンが可愛かった!
30年以上前に描かれた本なのに、とってもお洒落です。
九官鳥ムノ君とのやりとり
こまったさんの家にはムノ君という九官鳥がいるのですが、このムノ君とのやりとりも漫才のようで楽しいです。
ナイスなツッコミをしており、娘も息子もムノ君のマネをしていました。
読み聞かせでは、毎回声を変えてムノ君のセリフを読んだりしている私です。
『わかったさん』との読みくらべ
『こまったさん』シリーズはお料理本ですが、『わかったさん』シリーズはお菓子本。
こちらと読み比べできるのも楽しいですよ。
『わかったさん』シリーズはマドレーヌやクッキー、シュークリームなど色んなお菓子を「わかったさん」が作るお話で、『こまったさん』シリーズとは主人公が違います。
わかったさんは、とっても可愛らしくお菓子を作ります。
こまったさんは、トラブル続出でお料理をします。
色んな違いがあるのでツイツイ比べたくなり、面白いですよ。
きっと、こまったさんを読めばわかったさんを、わかったさんを読めばこまったさんを読みたくなると思います。
『こまったさん』シリーズの著者について
お話は寺村輝夫氏、挿絵は岡本颯子氏が描かれています。
『こまったさん』シリーズは何巻まで出ているの?
『こまったさん』シリーズは全10巻。
またお菓子の本の『わかったさん』シリーズも同じく全10巻まで出ていますよ。
とくに続きものでもないので、好きな巻を読むといいと思います。
そのほかに『こまったさんのレシピブック』や『わかったさんとおかしをつくろう!』などのレシピ本なども出ていてアレコレ作りたくなっちゃいますよ!
レシピ本などは出版社のあかね書房さんのHPの「試し読みできる本」から読めるので、興味があればぜひともチェックしてみてくださいね!
ゆうゆう的まとめ
お料理に興味津々の娘のために読み聞かせた本です。
グラタンの本を読んだときには子供たちからリクエストを受けてグラタンを、ラーメンの本の時にはお昼にラーメンを作りました。
もちろん子供たちは大喜びでした~。
どの料理も家で作れる物ばかりなので、読んだ後に本と同じメニューが作れるのが親としては嬉しいところ。
お料理が好きな子供ならきっと楽しめる『こまったさん』シリーズ。
興味があれば、ぜひとも手に取ってみて下さいね~
ゆうゆうでした