この春、小3の息子ニンテンドーDSを買いました。
小学生に入った頃、1,2回「欲しい」と言われたのですが、弱視矯正等をしていた事もあり、その時は我慢して貰いました。きっと、周りのお友達が楽しんでいて自分も欲しかったんだと思います。
約束していた3年生になりプレゼントした物の、息子の会話はゲームの事ばかり。あまりの熱中ぶりに
どーなるんや!?
と心配していたのですが、9月半ばから全くDSをやらなくなりました。
今日は、買い与えてから半年間の息子のゲームに対する様子を振り返ってみたいと思います。
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ルール決めは最初が肝心
私のネットサーフィンと同様、ゲームをすると「あっ」という間に時間が経ってしまうので、息子と事前にルールを決め、約束を守る事を条件に購入しました。
- 平日は30分
- 休日は1時間
ゲームの時間としては、かなり短いんだと思います。
でも、息子はテレビも1時間近く見るし、本も大好き。これ以上の時間は目を酷使し過ぎるので、守る事を約束させました。
我が家では、約束は必ず守るのがルール。
夫も私も子供達と約束を交わすと、どんな些細な事でも必ず守っていたので息子も守っていました。
ただし、これは親の目が届く場合。
友人と遊ぶと時間のルールが曖昧になる
ゲームを始めて1か月程経つと、友人とゲームで遊ぶようになりました。
これが、困ったコトに。
友人とやりだすと、平日30分では終われない。息子の立場もあるので注意はせず、いつも1時間くらいは普通にさせていました。なので、テレビを見る時間で微調整。
1時間以上になると流石に声を掛けていたので、友人たちには
「お前ん家のかーちゃんウルさいなぁ」
と思われてたと思います(笑)。
友人宅に遊びに行くと無制限
そして、一番困ったのが友人宅でゲームをする事。
一番仲の良いお友達はご両親もゲームを楽しむので、休日遊びに行かせて貰うと2,3時間くらいず~っとやってるモヨウ。
何度か息子に
ゲームばっかりせんと、違う遊びもするようにしてな
と声を掛けていましたが、友人がゲームをやっていると一緒に遊んでいる自分だけやめる訳にもいかず、ツイツイ長時間遊んでいたようです。
恐らく息子も多少の罪悪感があったでしょうが、何と言っても親の目が届かない場所で、友人は当たり前の様に長時間ゲームをしている。
そりゃね、するよねぇ
息子の気持ちも理解できるので、どうした物かと悩んでいました。
クリアしたらやめてしまった
そんな風に色々と思っていた息子のゲーム熱ですが、ある日、突然やらなくなりました。
気づいたら
あれ?こないだから全然ゲーム触ってないよね?
と言った感じ。
理由は多分、満足したからなんだと思います。
友達たちが、学校や、遊びの中で話していたゲーム。
ずっと自分は持っていなくて、やっと持てて、面白くって、友達とも一緒に出来て・・・。
ずっと興味津々だったゲームが出来、半年間、とっても楽しかったんだと思います。毎日ゲームをしない時は、虫メガネ級に小さな字で書かれた攻略本を隅から隅まで読んでたので(笑)。
で、一通り終わった。やり遂げた感。
ゲームって、こんなんやったんやぁ。あぁ、楽しかった。
燃え尽きた?達成感??そんな感じなんだと思います。
買い与えるのが遅いのが良かった?
「ゲームするのが悪い」とは言いませんが、出来るだけ色んな事をして欲しいと思っていた私達夫婦。
周りのお友達は幼稚園から持っていたりもしたので、正直どうしようかと悩んだ時期もありましたが、買い与えるのが遅かった事がそれ程ゲームに熱をあげずに済んだのだと考えています。
色んな遊びをして、それぞれの持つ楽しみが分かっていたので、ゲームも楽しい事の1つだ、と認識出来たんだと思います。
ゲームのインパクトは強烈です。あまり早く買い与えると、他の遊びの楽しさを受け付けない様になっていたのかも知れません。
もしも早く買い与えるなら「時間制限」のルールが最も大切かと思います。
約束した時間内でゲームをさせ、残りの時間は別の遊びをさせる。子供の内は、出来るだけ沢山の事に興味を持ち、どんどん世界を広げて行って欲しい!!
そもそもゲームは子供に悪いの?
私達夫婦はゲームをしません。しないけど、子供の頃はしていました。ゲームウォッチやファミコンの時代です(笑)。私も夢中になって、スーパーマリオをし、100UPを毎回の様にしていました。
今の時代のゲームはもっとリアルで、もっと面白い。友達と一緒に出来たり、体を使ったりするゲームも沢山出てる。だから、子供達がゲームに夢中になるのは分かる気がします。
ゲームは家庭でのルールを守り、ソフトを選べば、子供達にとってプラスになる物なんだと思います。
でも、出来ればゲーム以外の遊びもして欲しい。だって、子供の内に色んな興味のある物やコトを見つけてどんどんやって欲しいじゃないですか。
何もなくても小石だけでも楽しく遊べる。ただ与えられるんじゃなく、作り出せる。それが、子供の才能なんだと私は思います。
ゆうゆう的まとめ
息子は特に新しいソフトを欲しがる訳でもなく、ゲームを買い与える前と同じように本を読んだり、レゴをしたり、外で友達と遊んだりしています。
一時期、私の中で、
本や、レゴに夢中なのは良くて、ゲームはダメって何でやろ?
とちょっと悩んだ事がありました。
同じ、息子の「好き」を、親の「私の物差し」で測ってる。ソレって、何か違うよな、と。
またその内、新しいゲームソフトを買うかも知れません。そして再び、こちらがゲンナリする程四六時中ゲームの話ばかりするようになるかも。
でも、ルール内で遊んでいるなら、夢中になっている息子を温かく見守りたいなぁ、と思っています。
まぁ「出来たら違う事に夢中になって欲しい」と言うのが本心なんですけどね(笑)。
親になると、子供の遊び1つにしても考えたり、悩んだりするものなんだなぁ、と色々思った私なのでした。
ゆうゆうでした。