小学生の子どもたちに「性の話」をしました。
性教育は小さなからしたほうがいいとは知っていたものの、なんとなく時期をのがしているうちに息子は6年生に。
「思春期だし、今さらしなくていいかな?」と思いましたが、話してみてよかったです。
今日は、私が参考にした本や話した内容、子どもたちの反応などをご紹介しますね。
ぜひお家での性教育の参考にしてください。
家での性教育の疑問
家庭で性教育をしたほうがいい?
実際に話してみた結果、してよかったと思いました。
そう思ったのは次の3点から。
- 正しい知識を身につけて自分を守る
- 正しい知識を身につけて相手を守る
- なにかあったときに相談できる関係をつくる
私の両親は性の話は子どもには全くしませんでした。そういった話はタブーだと思っていた世代だったんでしょうね。
じゃあ私の性知識はどこで仕入れたかというと、友達との会話や少女漫画、雑誌の中。
でもどこかアヤフヤで、本当のことかわからず、好奇心ばかり高まってました。(笑)
知らないことは、知りたくなる。
面白そうなことは、ためしてみたくなる。
でも、ちゃんとした知識をもっていればハッキリとことわったり、思いとどまったりすることができます。
また万一、性のトラブルがあったときには1番に親に話して欲しい。
性教育をしたことで、「性の話は親子間でタブーではない」と子どもに知ってもらえたのが最大のメリットでした。
10歳過ぎたけど手遅れ?
「10歳になるまでには絶対に話しておきたい!」と思っていましたが、迷っているうちに11歳にもなってしまった息子。(涙)
話すべきか、どうすべきか悩みましたが、
と思い、話をしました。
反応は・・・・やっぱり恥ずかしがってましたね。(笑)
話はじめて5分くらいで、
と言ってました。
でも、ちゃんと聞いてはいましたよ。斜めにむいてはいましたけどね。(笑)
性教育でおすすめ参考書は?
子どもたちに話をする前に、どんな感じで話したらいいのか知りたくて、性教育について書かれた本を何冊か読みました。
いきなり話をしても、うまく伝えれないと思って。
その中で私がよかったと思ったのは次の2冊。
1冊目は、性教育アドバイザーのじま なみさん監修の『「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』です。
この本は、性の話をする大人にむけたアドバイス本。
子どもの質問にこたえる大人の心がまえが書かれています。
ふじいさまこさんのマンガで書かれているので読みやすく、クスッと笑っちゃう楽しい本ですよ。
もう1冊はスウェーデンの絵本『あかちゃんはどうやってつくられるの?』。
最初に私が読んだときは、
と思いましたが絵本なのでとてもわかりやすいです。
男女が愛し合うイラストだけでなく、いろんな性の人たちが愛し合ったりする姿も描かれています。セックスは愛しあうもの同士の行為だと描いている素敵な本でした。
男女一緒に話していい?
息子は11歳、娘は9歳。
一緒に性の話をすべきか迷いました。
性教育アドバイザーのじまさんは、10歳以上と10歳未満の兄妹に話をするなら下の子メインに話をすることをすすめています。
私も娘をメインにして兄妹一緒に話をしました。
そのほうが手間がかからない。(笑)
それに男女の体の違いをお互いよく知ることができ、いいと思いました。
子どもたちに話した内容と反応
まず絵本を一緒に読みました。
絵本を教材にして、「セックス」「膣(ちつ)」「ペニス」などの言葉も使いながら恥ずかしがらずにどうやって男性の精子が女性の卵子にたどりつくか説明しました。
そのなかで「生理」や「射精」の話などもしましたよ。
とくに射精の話はさすがにちょっとしにくかった。(笑)
息子もお年ごろですからね。コレが「10歳までに話しておくべき」という理由かぁ~、と実感しました。
その一方で、9歳の娘はいろいろ質問していきました。
やっぱり早くから話をしたほうがいいんですね。
「性」=「はずかしいこと」とはまだ思っていない。
これが10歳すぎるとなんとなく「恥ずかしい」ことになっちゃうから。
息子は質問などもなく、途中から横向いてました。(笑)
ただ娘がガンガン質問してくるので、それにこたえる私との会話はシッカリ聞いていました。
娘はそのうちむかえる生理についての質問が多かったですが、そのこたえを男子である息子が聞く意味はとても大きかったと思います。
ゆうゆう的まとめ
家での子どもの性教育は、最初のハードルさえ超えれば思ったより恥ずかしくなかったです。
ただ、話しながら私は気づいてしまいました。
性教育は1度にするのではなく、その年齢にふさわしい話をしないといけないと言うコトを。
子どもへの性の話は「1回話しておしまい!」じゃないんですね~。
もう少し大きくなったら避妊などの話もしようと思っています。
「性」の話は命の話。
大切な子どもたちを守るために、また機会をみつけて話していこうと思っています。
ゆうゆうでした。