8歳の娘が40度近くの熱をだし、病院でみてもらいました。
咳止めの薬をもらって飲ませていましたが3日たっても熱は下がらず。
インフルエンザの検査も2回してもらいましたが陰性でした。
「まさかコロナじゃないよね」
と流行りだしたコロナが頭をよぎる中、総合病院へ紹介状をもらって診察してもらいました。
結果はマイコプラズマ感染症。
わかってからはマイコプラズマ感染症用の薬をいただき、完治しました。
咳や発熱が続くときの参考にしてくださいね。(2020年春の話です)
マイコプラズマ感染症の症状
「ニューモニエ」という病原体が原因で呼吸器感染症を引き起こします。
おもな症状は、
- 咳
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
など。
くしゃみや咳などからうつり、5歳から10歳までの子どもがかかりやすいと言われています。そう言えば数日前から娘の仲良しのお友達が咳をしていました・・・。
自然治癒することが多いですが、娘のように酷くなることもあるので長引く咳や発熱には注意してください。
【1日目】マイコプラズマ感染症の初期症状
娘も夜からコンコンしだしたので「風邪がうつったのかなぁ~」くらいに考えていましたが、朝になって熱をはかってみると、
39.5℃
顔は赤く、フラフラ状態。咳がとまらず。
普通の状態ではないのでいそいで小児科へ連れて行きました。
咳と高熱だったので先生はインフルエンザを疑っていましたが検査結果は陰性。
熱は高いものの風邪の症状だったので、気管支の炎症をおさえるお薬「ムコダイン錠」「メジコン錠」「アンブロキソール塩酸塩錠」の3種をもらって帰りました。
【3日目】再インフルエンザ検査
薬をもらって3日たっても熱は39度台のまま。
痰がからんだ咳がでるようになり、薬を飲んでも咳も熱もまったくマシにならず。
夜も咳でしっかり寝ることができないので、私がマスクをして一緒に寝るようにしました。
3日後に再び病院へ行き、再びインフルエンザの検査をしてもらいましたがまたもや陰性。
初日にもらった薬にくわえ、お腹がゆるくなってきたので整腸剤と頭痛のために「アセトアミノフェン錠」を追加してもらいました。
「これでも熱が下がらなければ再び病院へきてください」と言われました。
【4日目】総合病院でマイコプラズマ感染症と判明
翌日も全く熱が下がらなかったので再び小児科へ。
高熱の原因がわからないので紹介状を書いてもらって総合病院へむかいました。
コロナが広がってきた時期だったので、病院はものものしい雰囲気。
別室で待機しました。
総合病院ではマイコプラズマ感染症の可能性を指摘され、喉に綿棒をいれて粘膜をとって検査してもらいました。
鼻に綿棒をいれるインフルの検査より痛くなく、娘はホッとしたようです。
検査結果は15分ほど。すぐに「マイコプラズマ感染症」とわかりました。
重症化の一歩手前だったので入院するか微妙な状況でしたが総合病院がコロナ患者を受け入れていたこともあり、自宅で療養することに。
お薬は今まで飲んでいた薬のほかに「クラリスロマイシン錠」という抗菌薬を5日分出していただきました。
【10日後】平熱に戻る
マイコプラズマ感染症の薬を飲んでからもしばらく咳と熱が続きました。
- 1日目:40度
- 2日目:39度8分
- 3日目:39度6分
- 4日目:39度3分(マイコプラズマ用の薬を服用開始)
- 5日目:38度6分
- 6日目:38度1分
- 7日目:38度4分
- 8日目:37度7分
- 9日目:38度2分
- 10日目:36度2分
とにかく、熱が上がったり下がったりでしつこい。
薬をもらってもなかなか熱が下がりませんでしたが39度以上になることはなく、咳も次第に落ち着きました。咳が出なくなると夜も眠れるので体力も回復できたようです。
熱が下がったあとも「処方した薬がなくなるまで飲み切ること」と言われたので飲み続けました。途中でやめると菌が復活してまたぶりかえすそう。
本当に、しつこい菌なんですね。
ゆうゆう的まとめ
いつもお世話になっている地元の小児科の先生。
私たちの住んでいる地域ではマイコプラズマ感染症が流行っておらず、聴診でもわかりにくい病気のため、先生も原因がわからなかったようです。
流行っていなくてもかかることってあるんですね。
小さな子どもが40度近い熱を出してグッタリしているのを見ると心配でたまりませんでした。
コロナが流行り始めた時期だったこともあり不安でしたが、わかった後は落ち着いて経過をみることができました。
もしも咳や発熱が長びく場合はマイコプラズマ感染症かも知れません。
参考までに、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。
ゆうゆうでした。