砂丘とラクダ

 

鳥取砂丘へ子供たちを連れて行ってきました。

「ただの砂漠で楽しめる?」と思っていましたが、スケールが大きくて思っていた以上に小学生の子供も楽しめました!

大阪から鳥取砂丘へのアクセス方法や駐車場、現地で私達がどんな風に過ごしたかご紹介したいと思います。

それでは今日は、日本の砂漠「鳥取砂丘」、いってみましょう!

 

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鳥取砂丘ってこんなところ

千代川によって日本海まで運ばれた砂が、10万年ものときをかけて作った砂の丘が鳥取砂丘です。

 

鳥取砂丘ってこんなとこ
  • 年中無休
  • 無料
  • 雨天もOK
  • 朝から晩までずっと空いてる
  • 天候がハード

 

鳥取砂丘は記念公園なので誰でも好きな時間に入ることができます。

そう、たとえ雨が降ろうが雪が降ろうが早朝から夜中まで、ずっと、誰でもウエルカム。

 

入り口もゲートもなにもなく、到着したらそのまま砂丘に向かって歩くだけでスンゴイ空間が待ってます。

階段登れば砂丘が見えます

 

そんな自由な鳥取砂丘ですが、実際に行ってみた感想や注意点などご紹介したいと思います。

 

鳥取砂丘への行き方(アクセス)

まずは行き方。

鳥取自動車道の鳥取インターチェンジから約20分で到着します。

私達は大阪から遊びに行ったので中国自動車道を走り、佐用JCTから鳥取自動車道へ入って北上しました。

なんと言っても鳥取自動車道、無料。

ありがたや~

大阪からなら3時間ほどで到着できますよ!

 

無料の駐車場

初めて鳥取砂丘へ行った私達。

 

ゆうゆう
どこに車停めよ?

と、鳥取砂丘の目の前にある有料のパークサービスセンター駐車場へ停めようとしていました。が、道を挟んだ反対側にあるお土産物屋さん(鳥取砂丘会館)の駐車場が、

 

「無料!停めてね!」

となっていたのを目ざとく発見。

 

全く知らなかったのですが、砂丘周辺の飲食店や土産物屋さんは駐車料金が無料です。

バーも車止めもなく、そのまま停めてしまって大丈夫。

とくに「店内で買い物した人だけ無料になります」なんて言うのもないですが、気が引けたので買い物して帰りました。(笑)

この土産物屋さん以外にも鳥取砂丘センター駐車場や展望駐車場も無料なので、繁忙期以外は無料で停めれるかと思います。

 

鳥取砂丘での服装

私達はもっとも気候がよいとされる春に行きましたが、

ゆうゆう
めっちゃ風あるやん!

と思いました。

 

砂丘は名前のとおり、砂の丘。

その向こうにはババーンと日本海が広がっているので日陰は全くなし。さえぎるものが何もないので風もきついです。

春秋は風をさえぎることができるウインドブレーカーなど、夏は日傘、冬は暖かい恰好をして行かないと、季節や気候によっては命にかかわります。

あと、日差しがきついのでどのシーズンでも女性は日焼け止めマスト。私は子供たちにもぬりました。

 

靴はレンタルもあるよ

地面は完全に砂。

そのため間違ってもお洒落な靴を履いていかないでください。絶対後悔します!

砂丘を散策中にヒールを履いてる人を見つけたときは、蜃気楼かと思いました・・・。

 

サンダルや長靴、せめて運動靴がいいと思います。

鳥取砂丘ビジターセンター隣の建物には無料のサンダルの貸し出しがあったり、道を挟んだ鳥取砂丘会館には無料の長靴の貸し出しがありますよ。

ただしサンダルだと夏は砂がとっても熱くなって低温火傷をおこすので、夏場はレンタルしてないそう。

ゆうゆう
砂で低温火傷・・・コワッ!

 

 

長靴のレンタルも無料でできます

我が家は一番安全な長靴を鳥取砂丘会館で借りました。

年季の入った長靴に若干ひるみましたが、靴に砂が入ることや足を洗う手間を考えると意外とスンナリはけました。(一応毎日消毒されてるそうです)

レンタル方法は勝手に棚から長靴を持って行って、使ったらもとの棚に返すだけ。長靴は子供サイズもありました。

 

あとで気づいたのですが靴カバーもあったので、長靴に抵抗がある人はカバーを使うのもよさそうです。

シューズカバーの販売もある

砂丘会館にはロッカーもありましたよ。

 

足洗い場もあるよ

無料の足洗い場もある

サンダルの人は、足がすんごいコトになるので鳥取砂丘センター横に無料の足洗い場があります。

足についた砂が車の中や部屋にまで入ると悲劇・・・。

砂で足が汚れたら、洗い場のすぐ横でタオルも売ってるのでサッパリとして帰ってくださいね。

 

ラクダに乗れる

ラクダに乗って散歩できる

「砂にはラクダが似合うから」かどうか知りませんが、鳥取砂丘にはなぜかラクダがいます。

もちろん観光用のラクダです。

乗って砂丘の上をお散歩すれば気分はアラビアンナイト。

一緒に写真を撮るだけもできますよ~。

天候によっては散歩ができないこともありますので乗れるかどうかはお天気次第。

私達が行ったときは風が強い日だったので、写真撮影だけしかやってませんでした。

 

砂丘の所要時間

砂丘は思ったより広く、日本海が見わたせる砂丘の一番高い場所「馬の背」までかなり距離があります。

そして、心が折れそうなほど傾斜があって登りにくい。

私は馬の背まで20分ほどかかりました。

往復なら40分~1時間ほどかかると思っていてください。

馬の背から海のほうへ降りていくこともできますよ。 遠くからでも荒波の迫力を感じ、結構怖く感じました。

時間と体力がある人は行ってみてくださいね~!

 

鳥取砂丘ビジターセンター

鳥取砂丘ビジターセンター

年中無休の砂丘前にあるセンターです。

砂丘の周辺施設について案内してくれたり、休憩所があります。

2階はドームシアター「すなくら」があり、砂丘の1年をドローンで撮影した7分間の映像が無料で見られます。

 

私も見たかったのですが、娘が、

嫌っ

と言って見れず。(涙)

 

そのかわり、同じ2階にある砂をこすりあわせて鳴らす「鳴き砂」の体験や、展示は楽しむことができました。

ちょっとした博物館のようで面白いですよ~。

砂を使って音を鳴らしたりできる

 

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鳥取砂丘の様子

駐車場に車を停め、矢印のとおり階段をのぼると一面に砂丘が見えます。

さえぎるものもなく、ドドーンと見える砂と海と空。

でっかい。とにかくでっかいです。

 

ゆうゆう
ただの砂の丘やろ

と見る前は思っていましたが、圧倒的な自然のパワーを感じました。

 

まずは一番高い丘の「馬の背」を目指しますが、思ったより遠い・・・。

人が点のように見える

 

子供と夫が転げるようにして走っていく姿を見て呆然。 はるか遠くに人が点のように見えました。

 

そして、馬の背間近に到着したときの衝撃。

ゆうゆう
めちゃ急やん!

 

のぼりが急すぎて、ひるむほど。

子供たちに手を引いてもらって何とかのぼりましたが、いや、本当にスゴイ坂なんですよ。写真も撮れませんでした・・・。

あのヒールのお姉さんはどうしたんでしょうか・・・。

 

のぼりきると一面に日本海が見え、その迫力に圧倒!

ゆうゆう
頑張ってのぼってよかった~

と思うほどの景色が広がっています。

 

すぐそばで数人の若者たちが馬の背から一気にふもとまで駆け降りる、という暴挙に出ていましたが、成人になるための通過儀礼かと思いました・・・。

馬の背から駆け降りようとする若者たち

 

元気な息子と夫だけが日本海に面した浜まで降りていきましたが、息子、めっちゃサマになってます。

日本海と息子

 

どこの漁師や。

 

風紋や砂柱が見れる

風紋が美しい砂丘

砂丘に降りて目に入ったのが風紋。砂の波です。

めちゃ綺麗~!

波が砂の上にかかれているんですが、なんとも幻想的で絵本の中に迷い込んだよう。

 

砂柱も見れました

 

もう一つ注目したのが砂柱。

雨が降ったあとに強い風がふくとできる砂の柱で、前日が雨(と言うか豪雨)だったおかげで見れてラッキーでした!

指でチョンチョンと触るとすぐに崩れてしまいます。色んな形の砂柱があり、いつまでも眺めていれそうでした。

 

にしても、「風紋」と聞くとジョジョの波紋使い、「砂柱」と聞くと鬼滅の刃の柱たちを思い出してしまうのは私だけですかね?

 

オアシスもあるよ

オアシスもありました

馬の背の手前に、オアシスがあります。

水場です。

このオアシスに「エリザハンミョウ」」という湿った砂地に住む生き物が住んでおり、保護する意味からロープで囲まれていました。

こんなところでも生き物が生息してるなんて、スゴイ生命力!

ロープの外から目を凝らしてみましたが砂穴に隠れているようで見つけられませんでした。残念。

 

「見晴らしの丘」砂丘センター

見晴らしの丘

「見晴らしの丘」は可愛いお土産物やレストラン(食堂?)がある展望台です。まだ新しい施設のようで、とても綺麗でしたよ。

一番上は展望台になっているようですが、風が強かったため私達は上がらず、こちらでは買い物やランチを楽しむだけにしました。

「見晴らしの丘」へは歩いていけるほか、リフトに乗っても行くことができますよ!

 

リフト体験

全長400メートルのリフトが砂丘から「見晴らしの丘」までを結んでいます。

歩いても行けますが、せっかくなのでアトラクションの1つとしてリフトに乗ってみることに。

かな~りゆっくりと進み、乗車時間はたったの4分。

でも楽しい~。

 

車が走る道路の上を進んだと思ったら、地面に足がつきそうなほど低い場所に来たりして面白い。

リフトに乗った様子

乗車料金も往復300円(子供は150円)なのでおすすめです。

 

土産物屋さんが可愛い!

こちらにあるお土産物が可愛いく鳥取県の土産はココで十分なくらいの満足度でした。全く期待してなかったので嬉しい誤算。(笑)

 

ポケモンのサンドのクッキーがあったり、

ポケモンのサンドクッキー

 

ゲゲゲの鬼太郎のお酒があったり、

ゲゲゲの鬼太郎のお酒も沢山ある

 

白兎神社もあるので、うさぎのクッキーやキーホルダーなんかもありました。

うさぎのクッキーも可愛い

 

鳥取土産で迷ったらココがおすすめです。

 

レストランについて

見晴らしの丘のレストラン

お土産物屋さんに対し、レストランは食堂風で自販で食券を買って注文します。

鳥取県らしくカニのお料理もありました。

にもかかわらず夫と私は旅館の朝食を食べ過ぎて食欲がなく、麺類をチョイス。娘はカレーライス、息子はエビフライ定食と、全く鳥取県と関係ないものを頼む結果に。そのため写真もなしです。(笑)

 

ゆうゆう的まとめ

初めて行った鳥取砂丘ですが、思っていたよりず~っとよい所でした。

ただの砂の丘と言えばそうなんですが、空は広く、海は青く、とっても広大な景色に圧倒されます。

「砂丘でなにかして遊ぼう」とパラグライダーやサンドボードなど事前に調べましたが、小学生の子供連れなら砂丘登って、リフト乗って、お土産みたら十分かと思います。

ただ子供たちとしては、このあと行った「こどもの国」が最高だったよう。(笑)

鳥取砂丘は起伏があり、風紋もあるので本当に美しい砂丘です。

一度は行ってみる価値は十分ある場所なので、ぜひとも遊びに行ってみてくださいね!

 

ゆうゆうでした。

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